続きです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『チョコレートドーナツ』
胸が締め付けられる。
なんで…ってもどかしく、悔しくなる。
でも一度触れてみてほしい作品です。
今よりもずっと理解を得るには難しい時代、環境で、
愛する人と一緒にいたい、守りたい。
愛に生き、自分を愛し、家族になりたいと願う、
あたたかいけど切ないお話。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』
娘と高速鉄道に乗り込んだソグ。
ソグらが目的地に向かうなか、国中がパンデミックによりゾンビで溢れかえっていた。
そしてゾンビは、逃げ場のない閉鎖空間である車内に乗り込んでしまう。
ゾンビ系の好きなところは、感染よりも人間の真の部分が見えるところですよね。
正直、自分を守りたいとも思うし、まず自分が感染したら被害はもっと大きくなる。
会いたい人、守らなきゃいけないものもあるしね。
そこでのやりとりだったり戦いが好きだったりします。
ソグ親子の運命はいかに。
私は結末までずっと好きで楽しめた作品でした。
『ドクター・スリープ』
「シャイニング」の40年後ですよ!!!!
あのキコキコと左右対称の不気味なホテルの廊下を三輪車で走っていた少年が、
すっかり大人になっていました。
私はシャイニングをしっかり観たのが割と最近だったので、
うわー!なるほどなー!となりました。
シャイニングまだ観たことない方は先に見た方が、あまり覚えてない方は観てからだとさらに楽しめると思います。
前作との繋がり、なにより「シャイニング」というものは何なのか。
というところも描かれています。
あのホテルでの記憶、トラウマ、アルコール依存などに苦しむダニーが、
一人のシャイニングを持つ少女と出会い、ある集団と戦います。
シリーズものの良さというか、高まるところとして
「うおー!ここだー!あれだー!」みたいなのが楽しめたし、一つの物語としてもとても楽しめました。
『シンプル・フェイバー』
シングルマザーのステファニーと、キャリアウーマンのエミリーが子供たちを通じて知り合い、
互いの秘密を打ち明け、親しい友人になっていく。
そんななか、エミリーから「息子のお迎えをお願いしたい」と頼まれる。
もちろんと子供を預かるステファニーだったが、その連絡を最後にエミリーが失踪する。
失踪の理由は何なのか。事件なのか事故なのか。
最初はステファニーと一緒に、エミリーどうしたんだろう…でもなんか謎多き雰囲気の人だったし…。と観ていたのですが、
最後の勢いがすごい。勢い。ギュンギュン。
いつの間にか「あの…どうしちゃったのステファニー…」状態でした。
しかしサスペンスながら重すぎず、最後まで一気にのめり込んで観ていました。
誰にだって秘密がある。
『南極料理人』
今更!?と言われそうですが初めて観ました…。
いやー…面白かったですね…好き。
南極地域調査隊の料理担当として急遽派遣されることになった西村。
マイナス50度を超える場所での暮らし。
節水などの窮屈なルールや、毎日同じことの繰り返しによって、隊員たちのストレスで小さな争いが起きたり。
争いの原因が本当に些細なことなのですが、そりゃずっとここにいたらそうなるよね。
とも思いつつ、そんなおおごとじゃないです。
誰がシャワーいっぱい使ってる!!とかそんな感じ。
なので終始ふふっとなりながら穏やかに観れましたし、大きな事件はなくとも、会話や料理や喧嘩などがずっと面白くて。
自分がここに派遣されたら大変だろうなあ…とか思いながら最後までゆっくり楽しんでいました。
『キスから始まるものがたり2』
いやー来ましたね。身長差カップルの2作目。
本当今回めちゃくちゃティーンのラブの話でしたね。前作もですけど。
家でひとりで観ていたんですけど、
「ここはさー!」とか「あー!」とか言ってました。
ムズムズしながらきゅんとしましたね。
大学生になったノアとの遠距離にちょっと不安を抱えるエル。
自分の進学についても考えなくちゃいけないし…でも頼れる親友リーもいるし!
高校最後を楽しまなくちゃ!な感じなんですが、
今回一番不憫だったのが、親友リーの恋人レイチェルよ。
男女の友情については素敵だと思うけど
彼氏と二人きりになりたいって時に限っていつだって現れちゃうエル。
レイチェルも強く言えないタイプだから私まで「んもー!!」ってなりましたね。主人公に。
そんな青春な空気をいっぱい深呼吸して味わえるキスから始まるシリーズの2作目。ぜひ。
『スラムドッグ$ミリオネア』
スラムで育ったジャマールが人気クイズテレビ番組に挑戦者として出演する。
高額な賞金まであと1問というところまで来たジャマールに、不正の疑いがかかる。
学校にも行っていなかった彼がなぜここまでクイズに答えられたのか。
ジャマールは自分の半生について語り始める。
彼が生きてきた過酷な環境での出会い、別れの中で、様々なものを聞いて、見てきた。
それがクイズにつながっていくのが気持ちのいい。
目を背けたくなるシーンもある中、テンポがいいので見続けてしまう。
少し重めではあるものの、最後はハッピーなエンディング演出もあるので、
じっくりと楽しんでほしいです。
『レベル16 服従の少女たち』
地下の寄宿学校で生活し、
従順で、清潔であれと教育される少女達。
規則をまもり、正しくあれば裕福な家庭の養子になれると信じ生活している彼女たちは
毎朝決まった時間に起き、
冷たく薄暗い廊下に並び手を洗い、
学習用のビデオを見て、毎晩就寝前にビタミン剤を服用する。
裏切りをきっかけに友人を作らないと決めていたヴィヴァンだったが「レベル16」養子に迎えられる最後の組に上がったある夜。
この寄宿学校の秘密を知ってしまう。
内容としては、絶対いたらいけない感じの施設だわ…私知ってる…って思っていたのですが、
ラストにかけての緊迫感というか、ハラハラも良かったです。
薄暗く、静かな不気味さも冷たい空気が伝わってきて画も好きでした。
『嘘から始まる恋と仕事の成功術』
「嘘」が存在しない世界ではじめて「嘘」をついた男の話。
嘘をつけないどころか、思ったことを全部口にしちゃう人たち。
そんな世界で嘘をつけるようになったマークは
いわゆるお世辞でみんなを気持ちよくさせたり、自分の仕事も成功していく。
しかし、病気の母に「死後の世界は楽園が待っている」と伝えたことをきっかけに、
死後の世界について知りたがる人たちが押し寄せ、小さな嘘が世界を巻き込んだ大事になってしまう。
人類で一番最初に嘘ついた人ってどんな感覚だったんだろう。って何となく考えたことあったなぁ、って観てました。
コメディなので「そうか、嘘がないならこうなっているのか」と気付きもあって面白かったですね。
『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』
大人から子供まで魅了された映画、絵も音も迫力があって大きなスクリーンで観れて良かったです。
夢から抜け出すための行動は子供見て大丈夫〜〜!?!?って心配しましたが、
自分の望む世界ではなく、すべきことを選び現実に戻り続ける姿にグッときましたね。
幸せな夢、永遠の命、無敵の身体。
鬼というのは、難しいなぁ〜って。
私は1秒でも長く幸せな時間を味わっていたいし、好きな人たちといられるなぁずっとそこで生き続けたいと思ってしまうタイプだから。
だからこの世は意見は一つではなくて、いろんな考えがあるのでしょうね。
上手く言えませんけど…語彙力…。
『The Witch 魔女』
血だらけで記憶のない状態で見つかったジャユンは、助けてくれた酪農家の娘として暮らしてきた。
家族の生活費などを稼ぐため、
賞金がでるオーディション番組に出演する。
そこで特技であるマジックを披露するがその番組をきっかけに謎の男に追われてしまう。
彼女の生い立ちに隠された謎とは。
これはなかなか驚きました。なるほどそっちか!
なによりジャユンの表情が良い。一気に引き込まれる。
全体的に暗い雰囲気の作品ですので好みが分かれると思いますが、彼女の秘められた能力での戦闘シーンはめちゃめちゃにかっこいいですし、
ぜひラストまで観てほしいです。
『ザ・プロム』
新作のミュージカル公演が失敗に終わり、役者生命も危うくなってしまった元人気俳優のディーディーとバリーは復活の機会を探っていた。
そんな中、田舎町に住む少女が、同性でのプロム参加が認められなかったことを知る。
それを聞いたディーディーとバリーは、これを「イメージ挽回の機会だ!」とその少女の元を訪れる。
同性カップルがプロムに参加することを認めないとする学校や周りの意見に、切ない気持ちになりましたね。
俳優人生や好感度のために手助けしようとしていた俳優達も、少女の「恋人と胸を張ってプロムに出たいだけ」という思いに心動かされていくわけなんですが、
観ているこっちもうんうん…と応援してしまう。
恋とか愛とか友情とか家族とか、
大きなことを成し遂げたいんじゃない。
ただ好きなものを好きと言いたい。
そんな想いに感動し、ハッピーな気持ちになれるミュージカル作品。
『ザ・コール』
父を事故で失い、それをきっかけに母との仲も長年悪いままのソヨン。
しかし母の入院をきっかけに数年ぶりに実家へと戻るが、その最中、スマホを無くしてしまう。
落ち込むソヨンは実家で埃を被った電話を引っ張り出し自分のスマホにかけると、ひとりの女性と連絡が取れた。
その電話の女性ヨンスクは義理の母に暴行を受けている。と住所を言いソヨンに助けを求めるが、その住所は
今ソヨンがいる場所であり
ソヨンの実家の旧住所なのだ。
いたずら電話かとはじめは拒絶するものの、
互いの複雑な家庭の事情を語り合うにつれ信頼関係が生まれたふたり。
そして二人は互いが過去と未来にいて電話を通じて時空を超えて繋がっていることを知って…。
というのが触りの部分なのですが、
めーーーちゃくちゃハラハラ展開で
ずっと目が離せませんでした。
ソヨンの父を救うために行動してくれるヨンスクなのですが、ソヨンの未来が変わってもヨンスクの毎日には影響はもちろんなくて。
「自分のおかげでソヨンは幸せになるのに、
私の毎日は地獄のまま。」
そんな思いがだんだんと…。
過去でヨンスクが何かするたびに未来が変わってしまう。
でも二人が繋がる手段は電話機で止める術がない。
ラストまで衝撃続きでかなり楽しめました。
暗め痛めな内容ですが、おすすめしたい作品。
『愛してるって言っておくね』
Netflixで配信されている短編アニメ。
娘を亡くしてから会話のなくなった夫婦。
そんなふたりが小さなきっかけから娘との思い出をたどっていく。
数分の本当に短編。
隙間にでも観て欲しい。
3人での日々の記憶はあたたかく、
あたたかいから、切なくて痛い。
『記憶の夜』
引っ越した家には不思議な部屋がある。
夜中に物音がし、どこか異様な空気を感じる。
ジンソクには優秀で優しい自慢の兄がいた。
憧れの兄だったが、ある夜、ジンソクの目の前で謎の集団に誘拐されてしまう。
悲しみに暮れる家族だったがその事件から19日後、兄が家に戻ってきたのだ。
兄はその時のことを何も覚えておらず事件はなぞのまま。
しかし大好きな兄の様子がどこか変わっていて…。
これも面白かったー!!!
最初は謎に謎が重なるのでどういう映画なのか、はたまたSFなんじゃないか?
と思ってしまったのですが、
ラストには衝撃というか、そういうことだったのか!!と驚きました。
ぜひネタバレを触れずに観てほしい作品です。
もう一回記憶なくしてから観たい。
『Diner ダイナー』
気になっていたのですが、やっと視聴。
元殺し屋のボンベロに買われ、殺し屋専用のダイナーで働くことになったカナコ。
異常な殺し屋が集まる危険なその店でカナコは危険で狂ったお客様を接客していく。
一度Twitterでつぶやきましたが、
まーーーーースキンが好き!!!
いつも同じあるメニューを注文するスキン。
優しい彼は危険なダイナーでのカナコの救いでした。
他にも様々な特徴や危険性を持つ殺し屋たち。
蜷川実花さんが監督をされているので、
どのシーンも華やかで鮮やか。その鮮やかさが不気味さを際立たせていて
画も見所がたくさんありました。
スキン…。って観終わってずっと言ってた…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ということで!
2020年観た映画紹介でした!
この年は映画以外に、
アニメやドラマを一気見するのにハマっていたので、以前に比べるとかなり映画の視聴数は少なかったですね。
でも少ないながら2020年も好きな映画にたくさん出会えました!
相変わらず語彙力ないし、感想というより
あらすじ紹介という形になりましたが、
一作でもみなさんの映画との出会いのきっかけになっていたら嬉しいです!
2021も少ないながら、観た映画は記録つけているので、可能な限り自己満足ながら続けていけたらなと思っています。
では!
来年以降も、ハッピーな映画ライフを〜〜!!
ちゃんまき。