しばし休止 | 国際経済・為替情報分析

しばし休止

メッセージボードに書きましたが、しばらくこのblogをお休みし、勉強に集中しようと思います。

最後に。中国元自由化は不可避であり、その前後では相場も動くはずですが、その影響は刻々と小さくなりつつあると見ます。当初噂されていたほど事態は単純ではないとの見方が方々からで始めており、場合によっては自由化されても元は高くならない、米貿易赤字は減らないなどという主張も聞かれています。
ドル高トレンドは消えたわけではないとの判断があるようです。ただし、以前ほど単純なドル高信念は持ち得ないでしょう。原油も1バレル55ドルを超えられずに40ドル台後半から50ドル台前半を推移しており、一時囁かれた第三次オイルショックというような状況ではありません。

しばらくは噂がしぼんだあとの元の行方を見送りつつ、ドルを中心とした相場の動きとなるでしょう。ユーロは受動的な動きになり、利下げ発言などもみられる事からどちらかと言えば値下がりが懸念されつつも動き不明。次の材料を探す展開が二週間ほど動くのではないでしょうか。

では為替取引をなさっている皆さん、ご活躍をお祈りします。