アツバキミガヨランは、葉先のとがった剛直な葉を放射状に出すので、さわるとけがをする危険があり、幼児のいる家庭ではあまり使いたくない。

やむをえないときは木バサミで先を切っておけば安全であるが、味はなくなる。

これに比べるとキミガヨランは葉が薄く、古葉は中ほどから折れて垂れるので柔らかい感じがする。

いずれも地際から分枝した茎は地上をはう。

頂芽から長い花軸を伸ばし、白色のスズランに似た大型花をたくさんつける。

開花期は不定で、6月~7月と11月の2回咲く。

花が終わっても実はできず、軸だけがいつまでも残っているので開花後に元から切り取る。

木が大きくなりすぎると幹が折れたり倒れたりして地上をはい、だらしのないかっこうになるので支柱が必要になってくる。

5月~6月ごろならどこで切っても不定芽を出すので、切りもどすのもよく、思いきって根元から切ればすぐに萌芽して新株ができる。

河瀬大介