正しくはニオイシュロラソといい、ニュージーラソド原産の常緑高木で、高さは5mくらいになる。

寒さには弱いほうであるが、東京以西なら使える。

幹は分枝することは少なく、葉は頂部にそう生し、洋ふうの庭木である。

ときには上部で数本の枝を出したり、途中で分岐することもあり、5月下旬ごろに白色の穂状花を下垂させ、芳香がある。

果実は10月に成熟し、球型の核果をたくさんつけた穂が、葉の間からだらりと垂れ下がって見苦しい。

観賞用にはならないので実はならせないほうがよく、開花後に花穂を切り取っておく。

葉は古くなると垂れ下がり、かっ変してくるので、びんと斜上した元気のよい葉を残上て下葉を切り、さっぱりしてやる。

河瀬大介