花は4月下旬から5月にかけて枝の先にキャンドルを立てたように咲き、花色は白である。

花は枝の頂端につくので、生長は止まってしまうが、すぐ下の側芽が代わって伸び出す。

湿気のある肥沃土を好み、乾燥や夏の暑さにはことに弱い。

萌芽力もあまり強くないし、都市公害にも弱いので、庭木として使うのはむずかしいが、緑陰樹にはよい木なので、窓辺の風当たりの少ないところなどには使ってみたい庭木である。

台風では葉がいたみやすく、夏の暑さでは葉が黄変してみにくいこともあるが、秋の終わりに大きな果実をつけ、葉は黄葉する。

枝の出方があらいので、剪定は好ましくない。

樹型を乱す枝を抜く程度にしておく。

河瀬大介