[四国八十八ヶ所霊場・第8番札所・普明山熊谷寺]
(御本尊)千手観音菩薩
(御本尊の真言)おん、ばざら、たらま、きりく
(住所)徳島県阿波市土成町土成字前田185
(電話番号)088-695-2065
(御詠歌)薪とり、水熊谷の寺に来て、難行するも、後の世のため
弘法大師が、弘仁6年(815)霊場開創を求めて、この地を巡錫中に紀州熊野権現が出現し、 この像を安置せよ、と告げて一寸五分の金の観世音菩薩像を大師に授けて去った。
そこで大師は、自ら等身大の千手観音菩薩を刻み、その頭髪の中へ百二十粒の仏舎利を入れ、 金の観音像を胎内へ納めたのち堂塔を建立しました。
それを御本尊として祀り当寺を第八番札所と定められました。