先日猛威を振るった台風10号
大きな爪痕を残し、被害に遭われた方には心からお見舞いを申し上げます
我が家も洩れなく台風接近に伴い、暴風雨に見舞われていました
予め庭の植木鉢を避難させたりゴミ箱を片づけたり、断水や停電に備えて水や乾電池、食料品を買い足しました
そんな中、夜へとへとで仕事から帰宅した私は、こうじ(夫:仮名)の声に気づきました
「はぁ〜?!いや大丈夫でしょ。浸水したら今度片づけに行くから。」
とイライラしたこうじの声
そっと近づいて聞き耳を立てると、受話器から漏れてくる大声は、間違いなく義母の声
「うちも危ないんだから早めに避難しないと〜!近くの川が危ないって、みんな言ってるんだから!」
「テレビ見たけど、そっちは大丈夫だよ。うちの方が避難指示が出てる地区があるぐらいだから。」
「スーパーが閉まったり、停電とかしたら困るじゃない!
今のうちに行くから、早く迎えに来てよ!」
な、な、何ー
どうやら台風に備えてうちに避難したいと騒いでいる様子の義母
絶対無理無理無理無理無理無理無理無理
義母が来るなら私はどこかへ避難しなくては
「だから大丈夫だって
山程積んであるダンボールの中に、非常食になるようなのもあるだろ。
とにかく避難しなくて大丈夫だから!」
確かに汚屋敷の義実家には山程のダンボールが積まれており、いつの物か分からない乾物や飲み物が入っていて、それで凌げというこうじ
その後もこうじとの会話から、着替え等の荷造りはすでに済ませているらしい義母
ここで避難なんてされたら、そのまま居座る可能性大でしょ
てかこの連絡、台風が来たり災害が起こりそうになる度に来るのかな………
うちより近い義姉には連絡したのか知りませんが、少なくとも我が家には避難できなかった義母
家族に愛され心から心配されるような人なら、誰かが急いで迎えに行くなり、連絡を取り合って必要な物を送ったりするでしょ
高齢なのに誰からもろくに相手にされないって、自分がやってきた事がこんな所にも影響が出ている哀れな義母でした
*因みに義実家は特別被害はありませんでした