舞台の本番前直前に桑名正博兄貴の悲報が入った。
俺は奇跡を信じてた。
マネージャーさんの話によると俺が大阪の病院に見舞いに行った時が
一番反応があったみたい
その後は
ほとんど動かなかったらしい。
見舞いに行った
兄貴!麻世やで!やっと逢いに来れたで!と耳元で話しながら
兄貴の手を握りしめた
見てくれ!このピース!
元気になって
ピース姿を見たかった。
出逢いは俺がデビューした頃だから
35年程前になる
兄貴の『哀愁トゥナイト』もアルバムでカバーしてるし
コンサートでも
『テキーラムーン』や『船を出せ』や沢山の大好きな兄貴の歌も歌った。
俺が二十歳の時に兄貴が俺の為に作ってくれた
『RAINな20才にさよならを』は
大好きな曲に仕上がりレコーディングも済んだ
だが
劇団四季のキャッツのオーディションに合格し出演が決まり
残念ながら発売までにはならなかった。
その後兄貴のアルバムで歌われていた
しかし東日本大震災の後のチャリティーライブで
兄貴のギター演奏で初めて歌った
と言うか初めて人前で披露した
思い出がいっぱい詰まったこの曲を兄貴の演奏で歌えてよかった。
プライベートでもよく
酒を飲みながら語ったな
兄貴は包み隠さず
なんでもオープンに話してくれた
俺の娘と息子も小さい頃
大阪の自宅にお邪魔した事があった
兄貴の番組見学に行った時に
息子にギターもプレゼントしてくれた事もあった。
兄貴ほんまにいろいろありがとう。
お疲れさんやったな。
永遠のロッカー桑名正博!!
でもほんまはな
戻って来て欲しい…
兄貴にもう一度逢いたい…
ご冥福をお祈りいたします。
さよなら
兄貴
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