川﨑麻世オフィシャルブログ『麻世仲の猫たち』Powered by Ameba-F1000611.jpg


今朝も揺れたね!







でもこうして朝をむかえられている俺達は幸せ者なのだ









長く芸能界にいると仕事で今被災地になってるあちらこちらに何度も行ってる





俺は地元の産物を食べたくて夜は外食して

地元の人とすぐに仲良くなれる





一期一会





出逢いは必然的なものと思い

ついつい心地よい会話になる







決して連絡先を交換しなくても







四年程前に

石巻の街に着いた

車から降りると

潮の匂いと言うか魚の匂い







地元の人が言うには

匂いで天候がわかると





雨降るぞと







俺達は街で美味い魚を食える店を探索した





居酒屋に入った

店員から写真とサインを頼まれた





勿論快く引き受けた





客達もいっせいに

俺の周りに





みんな笑顔になってくれた





噂を聞きつけ近くの店からもどんどんと





皆さんと写真を撮った







楽しく話してるうちに

その中の1人の男性が

ウチの店来て下さいと







我々は何も知らない街なのでお邪魔した







地元の漁師さん達が盛り上がっていた





たまたま近くにいたグループの

女性に話しかけられた





子供がいるらしく

麻世さんのお子さん可愛いですよねと



うちの子供は何歳で

と子供が大好きなのが伝わって来る





俺がお仕事は?と聞いたら未来の為に日生のおばさんやってますと明るく応えた







たまたまその日は何かの集まりだったようだ





うちのスタッフは他の方の連絡先を交換する程

仲が良くなっていた







翌日仕事が終わり

なにかのトラブルで

(何だったのかは覚えてない)

仙台駅まで行くのに

時間が間に合わない事になった





スタッフは昨日の地元の方に連絡を取ったらしく

車の方が早いからと

その方達は二台の車に分けて俺達を無事に仙台駅まで送ってくれた







と言っても決して近い距離ではないが

地元の方はすぐだと





田舎町の人柄

あたたかさだ





俺と弟子の洋介は沢山の荷物を日生のおばさんと言う方の車で







お陰様で間に合いました ありがとうございます。







また必ず連絡しますと

連絡先を時間のない中で交換した









そして翌年

宮城県に仕事で行った時も顔を見るだけでもと

車で駆けつけてくれて一時間程話した







そして旅番組のロケで

行った時も

顔を見るだけでもとロケ現場の舟乗り場まで

駆けつけてくれた







この時は現場に着いて

五分程しか

会話は出来なかった

あとお友達とも一緒に写真を撮った







舟に乗って行く俺に手を振っていた

その姿がやがて小さくなっていく





それが最後の姿











連絡が取れない







何故 俺の携帯には

彼女のフルネームが入っていないのだろう





日生の未来のおばさん

みっちゃん







たった三回しか逢ってないが





優しさに感謝している





家族が大好きな彼女は

いまどこに









津波で流された街でも





俺は信じてる またあの笑顔に会える事を









未来の為

日生のおばさん

みっちゃん



これでわかったら

教えて下さい。







皆さんも

そんな方々が沢山いると思います







無事である事を

祈りましょう









麻世