2ストエンジンは混合気を一旦、クランク室に引き込んで圧縮してから
燃焼室に送り込んでいます。
大体・・・いや、薄ぼんやりとは知っていたのですが
今回、エンジン始動不可で初爆も無し、おまけに燃焼室に混合気が入った
形跡もなしという事態になりました。
4ストだとキャブか点火系と予測がついて、どちらかをトラブルシュートすれば
良いのですが・・・・
いやいや・・・ナイス110でキックがスカスカになった時はバルブが曲がって
いたじゃん・・・・
まあ、そういうこともあったな。(;^ω^)
で、2ストだと一次圧縮なくても二次圧縮があるのでキックに多少の足応えが
あるのです。
つまりスカスカにならないの。
で、ネットで色々調べたら2ストはクランクオイルシールで、クランク室の
気密を保っていて、このシールがダメになるとキャブレターから混合気を
吸わなくなっちゃうそうです。
そ、そんなことがあるんか・・・・
混合気をクランク室から出さないようにしているシールが用をなさなくなると
手近にあるギヤオイルと空気を胸いっぱいに吸い込んで・・・
そんなのに火花飛ばしても点火するわきゃないですわな。
で、今回の自分の車両はオイルシールが取れていました。Σ(゚д゚lll)ガーン
ギアオイル吸い放題ですよ。
で、このオイルシールがちょっと隙間があったり、ちょっと外れかかったり
するとエンジン掛かって走れちゃうけど、パワーはないしなんだかなぁという
エンジンになるんだとか。
2スト乗りの人には常識なんだろうけど、私は初めて知りましたよ。
(;^ω^)
簡単に取れちゃいました。シールの役目をしていません。