昨年の1月に交換しているので、故障原因から外していました。
その結果
キャブレターの迷宮に迷い込んでしまいましたよ。
パイロットジェットとメインジェットの皆さん (ノД`)・゜・。
番号を確認したらピルケースに入れて数字を書き込んでいます。
考えてみれば以前は
MJ140で高回転で頭打ちだったのに
MJ170にしたら力強く回ってプラグが白いって
明らかにガスが薄い症状ですし・・・・
で、クランクケースカバーを外したらビンゴです。(^◇^)ノ
マグネットローター側にオイルが侵入していますね。
※厳密にいうと混合気のなれの果て。2ストオイルのみ残った?
こちら側はクランクオイルシールが破損しない限りオイルは
ないはずです。
オイルシールのリップがちぎれてはみ出していましたよ。
これでは一次圧縮ができません。
※オイルシールの打ち込み位置に注目 ツライチじゃないのね。
※リップ シャフトと接する部分です。これがちぎれて破片が
落ちていました。Σ(゚д゚lll)ガーン
破損したシールを外して新しいシールを打ち込みます。
1年少々でこんなことになった原因を考えると
オイルシールを奥に打ち込み過ぎたせいではないかと考えます。
このせいでベアリングと干渉してシールのリップ部分が
シャフトに当たったのではないだろうか。(。´・ω・)?
今回はシールをツライチまでの打ち込みにしました。
因みに純正シールの内側に付いていた白いのはシリコングリス
でした。ε-(´∀`*)ホッ
最初のシール状態で判断しろって思うかもしれませんが、
シールを確認した時点で抜け掛かっていたのでねぇ。
初めて確認した時の画像です。
良く見るとちょっと浮いていますね。押したらスコッて奥に入ったし。
フックツールで引っ張ったら簡単に抜けましたよ。(ノД`)・゜・。
で、組み上げてエンジン始動する前に
キャブレターのセッティングを元に戻します。(ノД`)・゜・。
えっと、MJ190 → 130 PJ40 → 22.5
これは二次エアを吸って薄くなったのをキャブ側で調整した
ためです。ジェットニードルも3段目に戻しました。
エンジン始動
問題なし
アイドリングも粛々と回っています。ε-(´∀`*)ホッ
吹け上がりも問題なし。
顕著に変わったのはアイドリングからの吹け上がりでした。
明らかに低回転から淀みなく力強く回っていきます。
ああっ・・・2ストってこんな感じだよなぁ。
追記
コイツを使ってオイルシールを抜こうとしたら曲がった部分が
真っ直ぐになってしまいました。まあ、打ち込んだシールを外す
工具ではないのですけどね。(´・ω・`)
で、ドリルでシールに穴を開けて、ビスをねじ込んで
シールを持ち上げようとしたのですが中々外れず大変でした。
最終的には上記のフックを曲げては引っ張り、伸びたら
曲げてを繰り返して外しました。
滅多にやる作業ではないですが、2ストの修理には必須になると
思います。後使うのはブレーキマスターシリンダーピストンに
カップを嵌める時ですかね。
追記
前回、組む時になんでシールを奥まで入れたのかというと
ネット情報で奥まで入れると圧縮が上がって良いし、
ベアリングには干渉しないという記事を鵜呑みにしたためです。
(;^ω^) いや、調子良くなるとか思ってさ。💦
ホンダ車なんかは規定値まで打ち込むようですね。
車種によって面一じゃないのよ。
取り外し前に深さを測っておくと良いみたいです。
※要サービスマニュアル参照