松本零士先生の漫画作品ですね。
所謂、四畳半ものです。
いや、当時は貧乏だったし
あの頃二人のアパートは裸電球眩しくてぇ♪
主人公は九州から東京に出て来て
大学を目指すのですが、高校を中退して下宿屋の四畳半で
悶々とした日々を過ごすという物語です。
うわぁ、くらぁ、きしょ、まあ、皆お金なんてなくても
青春をエンジョイしていましたしね。※当時自分は小学生でしたが。
で、日々アルバイトをしたり、隣人とサルマタの集団力で戦ったりと
していた、主人公 大山昇太 ※オオヤマ ノボッタ
同じ下宿屋の住人は浪人生だったり、大学生だったり・・・
で、自分は浪人生にさえなれず劣等感に苛まれます。
そんな日々を綴ったペーソスギャグ漫画でしたが
ある日突然終わりが来ます。
お世話になった、下宿屋のおばさんやラーメン屋の店主に
何の説明もなく大山昇太は下宿を出て行きます。
Σ(゚д゚lll)ガーン
????小学生だった自分には理解不能でした。
なんで・・・夜間高校にも通えていたのに・・・
今思えば
仕事をしながら下宿代を払い、夜間高校に行き、大学を目指すっていう
のはベリーハードな選択だったのかなと。
止むを得ない選択だったのかと理解できますが
そこは間抜けな小学生です。
裏切られた気持ちでいっぱいでした。(ノД`)・゜・。
ハッピーエンドじゃないじゃん。
あっただろ当時だってハッピーエンドじゃない物語なんか。
あしたのジョー・・・
愛と誠・・・
巨人の星・・・
侍ジャイアンツ・・・
梶原先生の原作は主人公が死ぬか悲劇で終わるからなぁ。( ;∀;)
でもさぁ・・・読んでる方は主人公に自分を投影しているからさあ。
いきなり背中を刺されるみたいな終わり方はちょっと
納得できないというか・・・本中華
まあ、今では50年くらい前の漫画ですけどね。
だから今の人が今の感覚で読んだら、どこが面白いのか
分かんないだろうなあとは思います。
内容的に差別用語とか満載なので、修正されちゃったのかな。
最近は当時のまま再版される例が多いですけどね。
自分は少年マガジン連載時は読んでいませんでした。※年齢的に
でも、アニメは何度も再放送されたのでストーリーは憶えています。
ながやす巧先生の絵は良かったなぁ…ε-(´∀`*)ホッ
アニメ版とは内容が違います。
日曜日の午後7時30分に主人公が死んじゃうと家族の団らんが
破壊されますからね。( `ー´)ノ
同時間帯でルパン三世が放送された時は富士子ちゃんの裸とか
出ちゃって、家族の団らんが破壊されました。( ;∀;)