デコンプ
 
圧縮圧を逃すために排気バルブをちょっと開ける。キックが軽くなる。
 
そしてキック始動等の作動を軽やかにする。
 
手動式デコンプ
 
SRなんかはデコンプレバーが付いていて任意で作動させて使う。
 
キックを踏んで固くなったらデコンプレバーを握ってキックペダルを
 
少し踏むと上死点を超えるので(インジゲーターで確認できる)
 
レバーを放してキックペダルを一番上から下まで踏み抜く。
 
キックというと蹴とばす感じがしますが、下まで踏み抜く感じです。
 
※上死点を超えているのでピストンは下がって行く方向です。
 
そのため、キックを踏み下ろすとスピードが付きます。
 
で、次の圧縮行程を超えやすくなるって寸法です。
 
キック連動式デコンプ
 
SRX400とかCB250RSとかのキックです。
 
これだと勝手に圧を抜いてくれるので蹴り抜くだけでOK
 
任意でデコンプを作動させられないので、返ってエンジンを掛けづらいとかなん
 
とか。※キックとデコンプがワイヤーで繋がっています。
 
オートデコンプ
 
カムに仕掛けがあってセルモーター等の低回転で作動して圧を抜いてくれる。
 
オートなのでセルボタンを押すだけ。
 
KLX250等
 
スプリングでデコンプ作動させているので、古くなるとスプリングがダメに
 
なって、通常走行時にデコンプが作動することがあるとかないとか。
 
モンキーの改造パーツでも出ましたね。
 
ナイス110のヘッドをバラしたらカムに金具とスプリングが
 
付いていて、これがオートデコンプだと知りました。
 

 

 

モンキーも中華製125ccエンジンを載せたりすると簡単にエンジンが

掛からなくなります。力任せにキックするとキックシャフトが折れます。

必ず、上死点を超えたのを確認してから踏み込みましょう。

50ccノーマルだと上死点なんか物ともしないでエンジン掛かりますが

125ccはそうはいきません。(*'ω'*)

 
ソレノイドバルブによるオートデコンプ
 
サベージ650に付いていてエンジン始動時に電気的に作動する。
 
セルモーターでの始動の負担軽減になる。
 
でも、サベージ400には付いていないので、大丈夫なのかな。
 
250ccくらいだとデコンプが付いていないものも多いですね。
 
TW200なんかもついていませんでしたが、特段キックが重いとか思いませんで
 
した。
 
 
珍しくキックがあるバイク。
 
バッテリー点火なので原付のフラマグ点火と違い、どんな時でもエンジンが
 
掛かるわけではないという。
 
セルモーターの回りが悪いな、キックにしようてな使い方ですか。
 
キックの掛け方
 
キックペダルを踏んでいくと重くなる所があります。
 
そしたら、そのままキックペダルに足を乗せておくとフゴッて感じで
 
庄が抜けるのが分かります。
 
そうしたら、キックペダルを一番上に戻してキックを踏み込みます。
 
因みに冷間時はキックで掛かりませんね。(;^ω^)