まずはオイル漏れ個所の特定からです。
ミッション側から漏れているのでミッションカバーかなぁ・・・・・
チェーンカバーを外します。
クラッチプッシュロッドの穴から何やら漏れている模様
今回はゼファーのミッションカバーに換えてしまうのでなくなる予定です。
クラッチもゼファーに変更してしまったので大丈夫です。
ネジの山を潰すのはなるべく避けたいのでネジの滑り止め剤を使います。
7本のネジの内2本が外れました。ジャリとした手ごたえがありますよ。
押し7に対して回し3の力で外します。
残った5箇所はネジの滑り止め剤を使ってショックドライバーで叩きました。
何ということでしょう。1本もなめることなくネジが外れましたよ。
しかし、ミッションカバーが外れません。
木ハンマー・プラハンマー・ゴムハンマーで叩きますがビクともしません。
ミッションカバーの上の部分、ジェネレーターの配線を保護している所で
しょうか。
ここにバールのようなものに軍手を履かせて「エイヤッ」ってコジリマス。
ミッションカバーが外れた途端にオイルが駄々漏れ・・・・
オイル漏れを起こしている所のカバーを外せば当然ですね。
事前にオイルパックリを下に入れておいたのですが、10cm後方に
漏れやがったでございますよ(^へ^)/
ガスケットがべったりと貼りついていますね。
スクレーパーと剥離剤で剥がしていきます。
塗料剥離剤がガスケットをふにゃふにゃにした所でスクレーパーで
削っていきます。
この後、ゼファーのミッションカバーを取り付けて元に戻して、オイルを
補充して終了しました。
思ったより時間がかかってしまい、撮影するの忘れちゃいました。
組み上げてエンジン始動してオイル漏れがないことを確認しましたが・・・
大丈夫だと思います。
ドライブスプロケのボルトが7番だったので手持ちに4番しかなくて
再利用しました。
ドライブスプロケボルト 締めつけトルク 1.0kg
ミッションカバースクリュー 締めつけトルク 0.8kg
今回、ミッションカバーの取り付けスクリューをヘキサゴンに変更しました。
トルクレンチ使いたかったし・・・
※追記
どうも、ハーネスを固定する部分を間違えたようです。
ゼファー400のミッションカバーなので取り付け穴が増えています。
そこへ取り付けてしまったようです。(泣)
なんか元通りに取り付けられないので短いスクリューを見つけて無理やり留めて
しまったのが敗因でした。どうりでうまい具合にハーネス固定できないと思った。
また外してやり直さないと・・・
全てのシールがスカスカになっていたので、今回全取替えして良かったです。
ゴムシールは寿命が短いですからね。
恐らく36年目にして初の交換だと思います。
※赤線で囲んだカバーは適当に取り付けるとチェンジシャフトに当たりますので
シャフトに当たらないように下側のボルトを位置決めしてから取り付けると良いで
す。最初に取り付けたときにシャフトに思いっきり当たっていて逆に取り付けたのか
と思ったのですが、カバーの取り付け穴に遊びがあるので、ボルトを緩めて調整
しました。
※バールのようなのの正体は釘抜きです。ミッションカバーはアルミ鋳物なので
タオル等を当ててこじってください。ミシミシって音を立てて外れますよ。
翌日、撮り直しました。ミッションカバーはキャップボルトに交換。
ハーネス固定の金具を付け間違えたので下のネジに移動しました。
ゼファー用のカバーなのでプッシュロッドの穴がありません。
今回オイルが漏れていたのはこの穴からだったので、完全閉鎖という
ことになりました。
この車両はクラッチカバーをゼファー用にしてクラッチの構造変更をしていま
すので、ノーマル車両の型の場合はプッシュロッドの穴の開いた物を使って
ください。その場合はロッド穴のシールも用意しましょう。
追記
使用したパーツ
ゼファー用ミッションカバー
ミッションカバーガスケット
ニュートラルスイッチ ※壊れていなかったのですが交換しました。
シフトシャフトシール
ドライブシャフトシール
※全て純正新品パーツを使用しました。
古いミッションカバーを外してシールを入れ換えすると時間がかかるため、
ミッションカバーにシールをう打ち込んで置いたものを取り換えることに
しました。
ニュートラルスイッチも壊れていなかったのですが、新品パーツを
取り付けました。
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