保育の技術の一つに「言葉掛け」(「声掛け」という言い方をする場合もあります。)というものがあります。保育をする上でとても大切な技術の一つですがこれを説明すると大変難しくなります。

 

 

 

 

 

なぜなら起こっている事象の内容と重要度、対象児の年齢、月齢、性別などの要因で大きく変わっていくからです。それに加えタイミングによっては、ただの会話で終わってしまうケースも少なくありません。

 

 

 

 

 

 

 (学生に言葉掛けの重要性を教える方法)

 

私が大学の教壇に立っている時にこの重要性を学生にどのように教えるかで相当悩みました。現役の大学教員も私と同じように相当悩まれていると思います。大学講義という限られた環境と時間の中でその重要性を教えること、ましてや技術を十分習得させることはもはや不可能であるからです。

 

 

 

 

 

 

そんな中で私の取った方法は、

 

 

 

 

 

 

「今まで生きてきて嬉しかったことを10個書き出して下さい。」

 

 

 

 

 

 

と課題を与えそれを分析させました。その理由は、その10個の嬉しかったことの中に必ず

 

 

 

 

 

 

「○○さんから○△○△と言ってもらえた。」

 

 

 

 

 

 

といったものがどの学生にも一つは含まれるからです。

 

 

 

 

 

 

次に「なぜ今でもその言葉を覚えているのか」という段階に進みますと多くの学生は、

 

 

 

 

 

 

「自分が苦しかった時に言ってもらえたから。」

「自分が嬉しかった時に言ってもらえたから。」

 

 

 

 

 


等と分析します。つまり行き着くところはタイミングです。さらにそれを深めると、

 

 

 

 

 

 

このタイミングとは、言われる側の心理状況に重点をおいたタイミングです。

 


 

 

 

 

相手の心理状況により的確なタイミングで言葉掛けするのは技術です。しかもほとんどのケースにおいて、この言葉はとても短い端的なものであるということも分かっています。


 

 

 

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(身近にある言葉掛けの例)

 

 

 

 

 

この「言葉掛け」の種類の一つがスポーツにおける「声援」です。

 

 

 

 

 

 

私は、2012年になって「びわ湖一周ロングライド2012」「2012比叡山ヒルクライム大会」という自転車のイベント(レース)に出場しました。前3回の記事にも書きましたが、私の身体は一般の人とは違うので、他の人がさほど苦も無く出来ることでも大変な困難と努力を伴います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも大会中、沿道の人から「ガンバレ!」「もう少し!」「自分のペースで!」などの声援をたくさん受けました。当然私はアスリートではないので今まで声援を送ったことはありますが自分が何かスポーツをしている時に声援を送られたことは未だかつて一度も有りません。

 

 

 

 

 

 

これほど声援が嬉しく心に残るとは思ってもみませんでした。今でも声援を送ってくださった方々の場所や声もはっきり覚えています。これも言葉掛けの一つでありその重要性を再確認できる場となりました。子どもの心に残る言葉掛けを大切にしていきましょう!

 

 

 

 

 

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