「ヒアルロン酸注入って顔がパンパンになるのでは?」とよく聞かれます。私も以前はそのようなイメージがありました。しかし、今の考え方・技術はそうなりません!その理由を紹介します。
一昔前➡︎「しわの凹んでる部分に注入する」という方法が主流でしたが、
最近➡︎①「他の部分に注入して、しわを引っ張る」・②「顔の土台を強化してしわを伸ばす」方法も組み合わせて、しわの改善を行うことが多いです。
さらに詳しく説明すると•••
<①「他の部分に注入して、しわを引っ張る」方法について>
一昔前の「しわの凹んでる部分に注入する」方法ですと、その箇所だけが盛り上がってきて不自然になる場合があります。例えば、法令線にのみ注入していると、口が前に飛び出てきてしまいます。
そうならない様に、例えば、法令線は、法令線の凹んでいる部分だけでなく、頬にも注入していきます。頬に注入することで、しわが引っ張られて改善できます。
<②「顔の土台を強化してしわを伸ばす」方法について>
年齢を重ねていくと、骨がすり減っていきます。おばあちゃんになると背が低くなったりしますよね?もちろん顔も同じように、骨がすり減っていきます。骨がすり減ってくると、皮膚も陥没して、しわができてくるのです。テントをイメージしてみて下さい。中の骨組みで張っていないと崩れてしまいますよね?
なので、骨の隙間を埋める様に注入していくことで、皮膚が引っ張られて、しわが改善できます。
骨が減っていく現象は、20代の後半から進んでいきます。そのため、20代の後半からメンテナンスとして行っていただくのがおすすめです。また、年齢を重ねてしわやたるみが深い場合ですと、ヒアルロン酸注入だけでは改善できないことがあります。その場合は、リフトアップや脂肪注入の手術を合わせて受けていただきます。そうならないためにも、早めにメンテナンスしておく必要があります。
以下の表を参考に、医師がどこにどのくらい注入するべきかを診ていきます。
「法令線」➡︎法令線・頬に注入
「マリオネットライン(口の両端から下に伸びる溝)」➡︎マリオネットライン・頬・フェイスラインに注入
「ゴルゴライン(目頭から頬に伸びる溝)」➡︎ゴルゴライン・頬に注入
「パンパンになりたくないので1本でいいです」という方、多いですが、実際の量は結構少ないです。スプーンと比較するとよくわかると思います。(1本=1cc 写真1番左)
ヒアルロン酸のイメージ、変わりましたでしょうか??参考にしていただければ嬉しいです。
川崎院院長の向井英子医師は、形成外科歴20年以上・湘南美容クリニック8年目のベテラン女医です。ベテラン女医だからこそ、どこにどの程度注入したらいいのかを熟知しているので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。お待ちしております。
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