ちょうど1年ぶりに京都へ行ってきました。
残念ながら?遊びではなく去年も今回も仕事です。
今回の案件は西京区にある、「貸家及びその敷地」の同族間売買のための鑑定評価です。
現地調査、ご依頼者とのヒアリングを終え、次は右京区の嵐山にある法務局で調査です。
桂川にかかる渡月橋を渡るとたくさんの土産物店や料理店が建ち並び、遠足や修学旅行など行楽客で賑わっていました。そんなのどかな雰囲気を横目に嵯峨法務局へ向かいました。
法務局調査を終え、今度は中京区にある京都市役所での調査です。京都はさすが古都、景観条例など不動産に関する規制が多くあります。
京都に行くといつも感じるのは京都の道路は大阪よりも走りにくいことです。なぜかというと、道端にハザードランプを点けての駐車が多い、それと交差点で右折する時、大阪ならほとんどの交差点で右折用のレーンが整備されているのですが、京都ではほとんどありません。センター側のラインを走っていると交差点ごとに右折待ちの車を交わすために左のレーンに移る必要があります。
ところで、京都市の右京区と左京区について、地図を見ると左側に右京区、右側に左京区があり、違和感を覚えます。それは平安京は碁盤の目のように縦横に通りがありますが、北の真ん中に位置する内裏から、まっすぐ南下する道路(朱雀大路)があり、それを基準にして内裏から見ての右、内裏から見ての左、をそれぞれ右京、左京と呼んだことの名残らしいです。
1日がかり、約150キロの行程でしたが京都はやっぱり魅力的な町、今度は仕事以外でゆっくりと訪れてみたいです。