先週の土曜日が雨天だったため、中学校の体育祭が日曜日に順延になりました。
そのおかげで、今年は久しぶりに応援に行くことができました。
近隣の3校をはしごするつもりでしたが、1校目の西高津中で応援に熱中してしまい、気が付けばそのまま最終種目のリレーになっていました。
高津中・東高津中のみんな、応援に行けず本当にごめんなさい。。。
日差しの強い中、同じブロックの仲間やご家族からの声援を受け、一生懸命に取り組んでいる姿は本当に輝いて見えました。
女子のダンス、男子の組体操、学年ごとの徒競走やリレーなど見どころがたくさんありました。
教室では決して見ることのできない塾生たちの一面を垣間見ることができました。
リレーを見ていてふと気付いたことがあります。
そもそもリレーに出場するメンバーはみんな足が速い。
ということは個々の能力にはあまり差がない。
それでは勝敗の分かれ目は???
バトンの受け渡しと個々の走りに対する気持ちの持ち方じゃないかなと思います。
バトンの受け渡し技術は陸上部でもない限り、短期間の練習ではあまり上達しません。
むしろ結果的にうまくいったという『運』の部分が大きい。
それではメンタルの部分はどうでしょう。
走者の心理状態は大きく2つのタイプに分かれると思います。
①絶対に抜いてやる
②絶対に抜かれてなるものか
①が攻めるタイプで②が守りのタイプ。
皆さんはどちらのタイプですか?
私は疑う余地なく、②の守りタイプです。
さて、これって勉強にも当てはまると思いませんか。
テストの目標点数を決めるときの心理。
①絶対に80点取ってやる。
②絶対に80点以下は取らない。
私の経験上、実際に80点以上取ってくるのは断然②の守りタイプが多いです。
私の考えは以下の通り。
圧倒的な実力を持っている『強者』は、①の攻めの姿勢で成果が出やすい。
逆に実力不足の『弱者』は、②の守りの姿勢で実力以上の成果が出やすい。
もちろんそれぞれの性格的な要素が大きいので、なんとも言えない部分もありますが・・・・
ちょうど今週から前期中間テストの目標点数を生徒と一緒に決めています。
それぞれの生徒がどちらのタイプなのかを見抜きながら、目標設定するように誘導しております。
それにしても、テスト前にはあんなに沢山いた『強者』達が、テスト後にはどこにも見当たらないのは我が教室だけの七不思議なのでしょうか。。。。
というわけで明日も・・・もりもり