こんにちは。
川崎の訪問医療マッサージ・リハビリ
安悠治療院の事務局長
なかがま じゅんこです。
今日はこんな利用者さんのお話です。
◆要支援1
◆女性
◆1人暮らし
◆ご家族
・ご主人1年前に他界
・遠くにお住いのお嬢さんがひとり
この利用者さんには強い気持ちが3つあります。
その話をさせていただく前に、私の父方の祖母の話を少~しさせてください。
先日のブログでも紹介させていただいた父方の祖母の話です。
***
祖母は青森県八戸にある湊町で萬屋を営んでいました。今でいうと、
食料品スーパー、
ホームセンター
駄菓子屋、
カフェ
を、合わせたような何でもあるお店です。
近所の方々が日常雑貨や食料品を買いにきたり、漁を終えた漁師さんが、祖母の手作り惣菜でお腹を満たしたり、
時には、悩み多き奥さまが聞き上手な祖母にグチをこぼしに来たり・・・
大きな八戸港の小さな萬屋は、いつもお客さまで溢れかえり、湊町ではちょっと名の通った大人気店だったそうです。
そんな祖母が転倒による骨折をきっかけにみるみるうちに自由に動ける範囲が減っていったそうです。
父は祖母と離れて暮らすことを不安に思い、東京での同居を薦めました。
でも祖母は磯の香り漂う住みなれた湊町から離れたくない。
そんな気持ちが常に胸にあったと思います。
祖母は晩年、アルツハイマーを患い、夜中に起きて「市場に仕入れに行かなきゃ!」と、よく言っていました。
それだけ、祖母の人生の中でお店でお客さまに囲まれて過ごした時間は大切な宝物だったのだと思います。
そんな祖母の最後の10年間は寝たきりでした。
介護の中心だった母はよく言っていました。
”あの時ムリに東京に連れてこなかったら…
心配でも青森に置いておいてあげたら…
きっとおばあちゃんの人生は、短くなってしまったかもしれないけど、充実した日々だったって思えたかもしれないなぁ~
どっちが幸せだったかしらね?もう聞くこともできないけど”
どうして今、祖母の話をしたかというと、
冒頭の利用者さんと、とても重なったからです。
それも相反する形で。
そして、遠くに住んでいるお嬢様から、
院長が今日、こんなことを言われたと聞いたからです。
”母は亡き父と一緒に商売をしていたこの家に深い思い入れがあるので、どんなにお願いをしても同居はしてくれません。
迷惑をかけたくないとも言って。
遠く離れている私は正直心配です。
でも、定期的に週に3回。
訪問マッサージの先生が来て、見守ってくれていると思うと安心します。
できるうちは、自分のペースで自分のことは自分でやりたい。
いつもそう言っているので。”
ご主人さまと過ごした家。
愛おしく大切な思い出と一緒にいたい。
光り輝くあの時間に少しでも長く触れていたい。
娘を思うお母さんとしての気持ち。
人間として至極当然の欲求。
(”自分のことをは自分でしなさい”私達は子供の頃から言われて育っていますよね。)
利用者さんのこの思いを尊重すること。
訪問マッサージの存在で、
少しでもお役に立てていると思うと、
とてもうれしく思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
なかがま じゅんこ
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