白いラインと黄色いラインと青いライン | 富士通スタジアム川崎オフィシャルブログ Powered by Ameba

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2015年4月1日にスタートした

 

川崎フロンターレにとって初めての経験であった

 

「富士見公園南側」及び「富士通スタジアム川崎」の

 

「指定管理業務」がいよいよ5年目、ラストイヤーに突入しました。

 

 

 

 

 

 「公園の賑わい」「稼働率向上」「利用者満足度」

 

「アメリカンフットボールを活用したまちづくり」

 

という川崎市が掲げるミッションをフロンターレならではの方法論で進め

 

アメリカンフットボールはもちろんのこと、

 

アンプティサッカーやブラインドサッカー等の障害者サッカー、

 

ラクロス、アルティメット等、様々なスポーツイベント、

 

複数の競技大会を招致、開催し、

 

各種スポーツ団体の皆様にご利用いただいてきました。

 

 

 

また「地域コミュニティのハブ機能を持ったスタジアム」

 

という基本方針に沿って

 

単なるアメフト場、サッカー場では無い、地域の皆様が集う「場所」である、

 

と考え、「夏祭り」「防災キャンプ」そして「ドッグイベント」等、

 

 

 

様々なイベント、事業を実施してきました。

 

そんな様々なスポーツやイベントの会場として利用されている

 

富士通スタジアム川崎のフィールドですが

 

何種類(何競技)のラインが引かれているかご存知でしょうか?

 

 

 

正解は2種類。

 

「アメフト」と「サッカー」、2色、2種類のラインが

 

基本仕様として引かれています。

 

俺が主役だ!と主張しているかのような

 

太い白いラインは

 

改めて言うまでもなく

 

アメリカンフットボールのラインです。

 

土日祝日を中心にⅩリーグを頂点とした

 

アメリカンフットボールの団体に

 

年間80日近く利用して頂いています。

 

一方、黄色いラインはサッカー。

 

 

 

サッカーは高校サッカーの部活動のチームによるご利用がとても多いです。

 

特に川崎区に近い東京の大田区や品川区から

 

多くの学校が平日の放課後に練習の為に訪れています。

 

練習だけでなく「高校サッカー選手権予選」や

 

「インターハイ(サッカー)予選等」の

 

大規模な公式戦が行われることも多いです。

 

芝の状態の良さ、あらかじめ専用のラインが引かれていることを

 

評価して頂いているからこそだと思っています。

 

この2競技に関してはご利用の度にラインを引くという作業が無いのですが、

 

富士通スタジアム川崎の競技別利用ランキング1位のラクロスは

 

専用のラインが引かれていません。

 

公式戦等の度に、ご利用者様が自ら

 

養生テープを利用してコートを作成しています。

 

 

※写真。青いラインは養生テープによるもの。

 

ラクロスだけでなくアンプティサッカー、ラグビー、アルティメット等

 

(ようするにアメフト、サッカー以外の競技団体)の皆様には

 

ご利用の度に養生テープなどでラインを引いて頂いています。

 

海外のスタジアムや体育館等では様々なスポーツに対応すべく

 

何色ものラインが基本仕様として引かれている様を

 

見ることがあります。

 

どちらが良いか、というのは立場によって変わりますよね。

 

極論を言えば各スポーツの皆様は

 

それぞれが専用のスタジアムが欲しい、

 

という考えに行き着くと思いますが、

 

富士通スタジアム川崎に於いては

 

上記のようにやり繰りをさせて頂いている、

 

というのが現状です。

 

前置きが長くなりましたが、

 

昨日、本日と富士通スタジアム川崎では

 

2種類の基本仕様のラインの「黄色い方」を利用する

 

「サッカー」の高校年代の公式戦である

 

「高円宮杯 JFA U−18 サッカーリーグ 2019 東京」(通称:Tリーグ)が

 

合計3試合行われました。

 

日本サッカー協会(各都道府県サッカー協会)第2種加盟

 

あるいは準加盟されたチーム

 

(高校サッカー部とクラブユースチームのどちらも参加可能)により

 

全国を2地区(プレミアリーグイーストとプレミアリーグウエスト)に

 

分けて実施するプレミアリーグを頂点に、

 

続いて全国を9地区に分けて実施するプリンスリーグ、

 

その下に都道府県別のリーグがあり、

 

その中の東京都のリーグの通称がTリーグです。

 

T1リーグからT4リーグまで存在しています。


昨日はT4(Bブロック)第1節の1試合

 

大森学園高校×町田ゼルビア(B)

 

 


今日はT4(Aブロック)第1節の2試合

 

都立石神井高校vs大東文化大学第一高校

 

都立府中東高校vs都立葛飾野高校

 

 

 

が行われ

 

2日間とも公式戦ならではの緊張感と華やかさに包まれました。

 

高校年代の試合は

 

賑やかな応援を見るのも楽しみの一つです。

 

控え選手による替え歌中心の応援や

 

太鼓を使っての応援など、

 

それぞれに特色があり、見ていてとても楽しいです。

 

ちなみにどんなスポーツでも

 

このような公式戦が開催されると

 

それ以降、そのスポーツのチームによるご予約、ご利用が増える、

 

という傾向が有ります。

 

明日以降、たくさんの「サッカー関係者」からの予約の電話がかかってくることを

 

期待してお待ちしています。

 

富士通スタジアム川崎 田中