皆さま、こんにちは。
今日は朝から蒸し暑い陽気ですね。
少し外に出ただけでも汗が止まりません
お出かけやスポーツをされる方は、熱中症対策に規則正しい
生活と小まめな水分補給を心がけていきましょう
さて、昨日 8月5日（土）～6日（日）にかけて当スタジアムでは、
親子で災害時に役立つ知識や適切な行動を学び、
自助、共助、公助についての知識を深めながら親子の絆を
ぐっと深めていただくことができる
「親子ふれあい防災キャンプ」を1泊2日で開催しました
少し緊張した様子の参加者の前でまず初めに行われたのが
川崎市危機管理室による「学ぼう！災害時に役立つ知識」です。
今回は川崎市で「大地震」が起きた場合についての講義で
震災発生時における市の対応や大地震が起きた際の被害、
災害用伝言ダイヤル「171」番の使い方をご説明いただきました。
そして、次は川崎消防署・川崎消防団によるＡＥＤ講習会です
各親子には犠似ＡＥＤパッドと心臓部を用いた練習機器の
「あっぱくん」が配られてＡＥＤの使い方を学んだ後は、
親がアイマスクをした状態で寝そべり、その横で子どもたちが
テニスボールを使った犠似心臓マッサージを行いました。
子どもたちは「1・2・3・4・・・」と大きな声を出しながら
お父さんお母さんを助けようと一生懸命、
犠似心臓マッサージを行っていました
小さなお子さまでも十分に親を助けようとする気持ちが
会場中から伝わってきました。約5分間おこなわれた
犠似心臓マッサージ終了後には思わず
我が子を抱きだすお母さんまで見ることができました。
続いては、防災訓練です。
当スタジアムが毎年行っている町内会合同防災訓練にも登場する
「起震車」「濃煙テント」「水消火器」を体験いただきました
震度7レベルの揺れを実際に体験していただいたほか、
1m先でもまったく視界が見えなくなる濃煙体験に
普段見ることはあっても使うことは少ない消火器（水入り）を
使って消火訓練を行いました。
防災訓練の後は楽しいレクリエーションです。
今回は親子で一緒に楽しむことができる「スポーツ鬼ごっこ」か、
スタジアムのお隣にある川崎競輪場での「競輪観戦ツアー」を
事前にお選びいただき、お楽しみいただきました
そして、レクリエーション後は、皆さん待ちに待ったお楽しみ
夕食に移ります。実は、一番初めに行われた会場受付時に
参加者が持参された「無洗米」を専用の炊き出し袋に入れて
お湯で煮ていたのです
肝心な出来はというと・・・
皆さん上手に出来上がっていましたよ。
スタジアムで用意していた特製カレー
をかけて
美味しくお召し上がりいただきましたが、
ただ食べるだけでは面白くありません。
せっかくなので長い棒の両端にスプーン
をつけて
「天国と地獄での食事風景」を真似た食べ方を行い
この夕食からも共助の心を養っていただけたことと思います。
夕食後はテント設営体験と段ボール寝床作りに移ります。
テント設営体験 では、思い思いに熱さを凌ぐ工夫を凝らした
テントが建てられ、段ボール寝床作り
では、参加者が限られた
スペースを公平に使用できるよう自主的に話し合いや
あみだくじなどを行って寝床位置を決めていました。
あっという間に1日は終了。
翌朝はラジオ体操
から始まります。
今回はラジオ体操第1と幻のラジオ体操第3を実施。
参加者のほとんどか聞いたことのないメロディーに
戸惑いながら体を動かしていましたよ。
そして、最後は修了証
の進呈で無事に終了。
いつ起こるか分からない災害に備えて、
ぜひ今回のキャンプがご家族で防災について
考えることができるきっかけになればと思います。
参加された皆様、本キャンプにご協力いただきました皆様、
本当にありがとうございました。
富士通スタジアム川崎 川島