こんばんは

 

先日予告しましたように前記事

 

の続きを…、と思っていましたら、本業建込やら昨日のワクチン接種やらその後の副反応でとても関連資料を漁って整理して練って…、とはいかなくなってしまいました。実はまだ副反応での熱や頭痛が抜けないまま書いているのですが、…

 

先程終演しました、コーラスグループ・フォレスタさんによる配信コンサートVol.18

 

これは思いがけず昨日ワクチン接種で今日は在宅勤務とせざるを得なくなったことで配信本番を生で楽しめました。月に因む曲目が並ぶ中でフォレスタさんによる演奏の基になる編曲者の小泉雄三さんやライヴ公演で司会をされる石川牧子さんによるトークを交えたものでしたが、最大視聴数は(見間違いがなければ後半で)205でした。もう5倍位の集客なかったかと思います。もっとも繰り返しますが、まだ一週間聴く機会があるということで、まだ鑑賞できるということですね。

 

何はともあれ、今回は5月以降の配信で出番のなかった吉田和夏さん・池田さん・吉田明未さん・横山さんというなかなか珍しい布陣で以下の構成でした。

 

月(文部省唱歌)
十五夜お月さん
証城寺の狸囃子
名月赤城山
月がとっても青いから
Fly me to the Moon
<トーク1>

ウイスキーがお好きでしょ
Milt Gabler

<トーク2>
別れのブルース
お祭りマンボ
恋人よ
朧月夜~月の沙漠~荒城の月(ピアノ高音程)
上を向いて歩こう
アンコール・心の瞳

トーク1:フォレスタでの編曲の考え方としてオーケストラに近付ける連弾設定の考え方
トーク2:東京音楽大学出身の著名人・小泉雄三さんと淡谷のり子・歌の主人公になり切って表情や声色を使い分ける美空ひばりとの関わりの中での逸話

 

石川牧子さんが進行主体でのしまったトークにより、フォレスタ・サウンドの根幹たる編曲についてや、歌い手による感情移入で発揮される音楽の力の逸話など、普段聴く機会のない話題にふれられたのは新鮮でした。

 

配信本番がこれだけ充実しているならばということで残念なのが、宣伝目的のはずのおたより動画ではプログラム紹介が全くなくて断片的な曲目紹介に代えた稽古風景切り出しに終始し、チャット欄では財木さん・小笠原さん・石川和男さんによる曲名と作詞・作曲者の紹介はあっても曲概要の紹介がなかったことです。曲概要は合間のトークで多少触れられていたものもあるにせよ、毎年元旦に開演されるウィーンフィル管弦楽団によるニューイヤーコンサート中継で曲ごとの序盤に字幕で出てくるような情報量の逸話はあってほしかったです。チャット欄についてははたしてどれ程の視聴者がみるのかによって労力に対する効果の問題はあるでしょうが、会場公演が最近あったにせよ前回までの配信から随分ごっそり抜け落ちた感が否めず、これまで工夫を凝らして聴衆を楽しませてきたグループの雰囲気が弱くなってしまい、折角の企画をもっと盛り上げる方向に動いて頂かないと勿体ないなと感じてしまいました。来月はフォレスタ外の方との共演ですから、宣伝からしっかりと、と思います。

 

何はともあれ、打ち出すメッセージと編曲者たる小泉雄三さん・アナウンサーたる石川牧子さんのしまったトークの力が合わさっての新鮮な配信コンサートを味わうことができました。