小山田遺跡の保存について | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

小山田遺跡の保存について

 明日香村にある小山田遺跡で、飛鳥時代中頃(7世紀中頃)の巨大な古墳の墳丘の一部と濠(ほり)跡が見つかりました。

 一辺が50mある石舞台古墳よりも大きく、飛鳥地域では最大のものだということです。

 これらは、舒明天皇陵ではという見方や、蝦夷(えみし)・入鹿(いるか)親子の墓として日本書紀に登場する双墓(ならびのはか)のうちの蝦夷の大陵(おおみささぎ)と考える研究者もおります。

 日本の歴史を考える上で大きな意義のある発見ですね。

 奈良県では、荒井知事が2月12日の定例記者会見で次のようなことを言われています。

 まず、この遺跡の保存を第1と考えています。

 しかし、今回の発掘場所は明日香養護学校という肢体不自由児の重度の障害を持った方が学ばれているので、閉校することは不可能です。

 したがって、計画建物の基礎をずらして校舎を建てることになります。

 今後は、明日香の遺跡発掘保存に力を入れたいので、将来的には、明日香養護学校も移設することを考えています。