アスベスト倉庫無届け解体 知事「早急に刑事告発」 | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

アスベスト倉庫無届け解体 知事「早急に刑事告発」

 先日の奈良県議会・倉庫の無届解体調査特別委員会(百条委)の委員会での、建設リサイクル法違反(無届け解体)容疑で、奈良県が刑事告発するよう要請した内容を含む委員長報告どおりに、知事が早急に刑事告発することを決定されたのは、たいへん喜ばしいことです。

 今後は、警察及び検察にゆだねられたのですが、すでに解体されてから2年経ち、全く証拠となるものが残っていないので、起訴まで持ち込めるか、そこが問題です。

 何はともあれ、再発防止のため、県も事務処理の改善を確約されたのが一番の収穫です。



アスベスト倉庫無届け解体 知事「早急に刑事告発」 産経新聞奈良版2013.6.27 02:10

 「広陵町でアスベストが使用された倉庫が無届けで解体された問題で、工事を発注した大阪市のクレーン会社を建設リサイクル法違反容疑で県警に刑事告発するよう県に求めた県議会の百条委員会の決定について、荒井正吾知事は26日、「百条委員会の結論を重く受け止め、早急に刑事告発を行うことにしたい」と述べた。

 刑事告発を求めた百条委の調査報告書は、県議会で可決されている。報告書では、平成23年6月に問題が発覚した後も県が約1年間対応を放置し、組織的な対応ができていなかったと指摘している。

 荒井知事は「部局を横断するようなマニュアル作りなど、今までやってきた事務処理の改善を引き続き行いたい」とした。

 職員に建設リサイクル法やアスベストなどの研修を行うことや、民間業者に法令順守の徹底を求めることも表明した。

 同じような問題が発生した場合について、荒井知事は「原則、刑事告発する」との考えを示した。」