アベノミクスの成長戦略の「踏み込み不足」その1 | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

アベノミクスの成長戦略の「踏み込み不足」その1

 昨日、株価が大幅下落した。原因はなにか。 

 政府は、産業競争力会議を開き、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の「第三の矢」となる成長戦略をまとめた。

 金融市場には「踏み込み不足」との失望感もあるので、もっと追加の戦略が必要では。

たとえば、「法人減税」や「混合診療の全面解禁」、「企業による農地所有の自由化」そして「解雇規制の緩和」などである。

 まず、「法人減税」だが、平成24年度から3年間復興特別法人税が増税され、通常の法人税額の10%が復興特別法人税として課税さる。

 平成25年3月期以降は法人税は若干減税となりますが、もっと大胆な減税が必要だと思う。但し、利益を内部留保する場合は増税し、投資にすると減税するのも一つの手かなと思う。

 「混合診療の全面解禁」は、以前から言われていた。

 健康保険の範囲内の医療では満足できず、さらにお金を払って、もっと違う医療を受けたいという人もかなりいると思われる。

 しかし、医師会などの反対で現在は保険診療と自費診療との兼用はみとめられていない。

 抗がん剤など、費用がかかる分には損保会社の医療保険で対応することも可能である。

 また、薬業界や保険会社の市場拡大にもなるだろう。

 「企業による農地所有の自由化」と「解雇規制の緩和」は次回に。