三宅町長選挙を振り返って。その1 | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

三宅町長選挙を振り返って。その1

 先週、三宅町長選挙において、私どもが支援した志野たかみつ町長が再選いたしました。

 私も含めて田原本町長も再選は無投票だったので、非常に読めない選挙で不安でもありました。

 昨年行われた、桜井市長選挙や五條市長選挙は2期目の再選で落選しています。

 理由は、行財政改革を進めた結果や、前市長が行っていた政策の否定などいろいろありましたが、通常2期目は無投票(御所市・高取町・吉野町)が多いのです。

 さて三宅町長選挙に目を向けますと、志野三宅町長は4年前に町議1期目の途中で出馬され、元三宅町会議長と元三宅町建設課長と実質上3氏の戦いとなり、42才という若さへの期待もあって、1771票で当選しました。

 しかし、今回は現職での選挙です。

 この4年間で志野三宅町長は、各種団体の補助金削減を始め町税徴収率を高めたり、共同浴場の廃止など、住民サービスに厳しい政策をとられていたのです。

 また、町職員に対しても厳しい姿勢をとり、町内部からの批判もあったのは確かです。

 そのため、これらの町政に不満を持つ町民の中から、三宅町商工会長で前々町長のご子息である置本けいじ氏と元三宅町課長補佐の中岡ただたか氏が出馬をされました。

 志野町長は現職での選挙であるため、公務も行いながらの政治活動は限られます。

 普段より、会報配布を始めとした後援会活動を直実にされておられましたが、選挙戦に入ってから感じる評価は、前回とは違った雰囲気であったように思いました。

 盛り上がりに欠ける中、町民の反応が表に出てこないのです。また、私の耳には大票田での団地の高齢者の反発の声も入ってきていたのです。

 しかしながら蓋を開けると、投票率は前回よりも上がり、2位に900票の差をつけ2083票の大量得票で再選を果たしたのです。(残りは次回に続きます。)


   2012年 三宅町長選挙結果 投票率 71.43 

 1      無所属     志野 孝光      2083
 2      無所属     置本 佳司      1183
  3      無所属     中岡 忠孝      1057


   2008年 三宅町長選挙結果 投票率 69.84

   1      無所属     山口 正雄       76
   2      無所属     植村 正宏      1431.43
   3      無所属     志野孝光       1771
   4      無所属     植村 信吉      1115.569