奈良県議会・政策検討会議の1年を振り返って。 | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

奈良県議会・政策検討会議の1年を振り返って。

 奈良県議会では、一昨年に制定した議会基本条例の中で、「※政策検討会議」を新たに創設いたしました。

 国内の都道府県議会の中で、初めて創設した協議の会議です。

 昨日、1年を振り返って会議で行ってことを検証いたしました。

① 議決案件である行政計画の各派間の協議又は調整「中長期の執行機関の政策への議会の関   与」
  (奈良県議会では該当する行政計画を一会期前の定例会、一ヶ月前議運にて提出)

② 提出議案の決算についての意見交換「短期の執行機関の政策への議会の関与」
(決算委員会においての意見を、翌年の予算に反映する事項を検証する。結果を執行機関に  提出させる。) 図表-1参照

③ 請願書・陳情書の取り扱いについて協議

④ シンポジウムや政策講演会の開催
  「議会改革シンポジウムの開催」「新エネルギー研究研修会の開催」

以上、「政策検討会議」が行ってきたことです。

今後は、次のことも行っていきたいと思います。

① 提出議案の予算書についての会派間の意見交換
 
② 監査結果の報告をうけての、問題点を協議

③ 過去に制定された議員提案政策条例の、執行機関が行うべき施策についての検証

尚、議員提案政策条例の策定については、現在常任委員会や特別委員会で策定中です。

これら試行錯誤で行っておりますが、会派間の意見や有識者の助言もいただきながら運営していきたいと思います。


※ 地方自治法第100条第12項の協議の場として位置づけする。(議会は、会議規則の定めるところにより、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設けることができる。)


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