野田首相と自民党谷垣総裁の極秘会談

　消費増税関連法案には民主党の小沢一郎元代表が反対を表明しており、野田首相は党内をまとめられる公算がない。しかし、首相が小沢氏ら増税反対派の抵抗を排してでも法案成立に突き進むであろう。

　谷垣総裁は、法案の成立に協力する代わりに首相が解散を確約する「話し合い解散」を模索したかったのではないだろうか。

　自民党内で谷垣総裁の行動に批判があるようだが、政局や自分自身の選挙対策だけでなく、国のために早く両党が手を組んで震災復興を始め、消費増税関連法案や他の法案成立に進んでほしいと思います。

　このままでは、世界から信用されなくなり、国債の暴落もあり得るのではないでしょうか。


（時事通信2012/03/01-01:13）　
野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁が２５日に、都内のホテルで極秘に会談していたことが分かった。複数の関係者が２９日、明らかにした。

野田政権が３月中に提出する方針の消費増税関連法案と、衆院選挙制度改革をめぐり意見交換したという。

消費増税法案の成立に政権の命運を懸ける首相と、早期の衆院解散を引き寄せたい谷垣氏が、互いの出方を探ったとみられる。