関西広域連合・政令市加入で広域連合議会の議員定数は! | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

関西広域連合・政令市加入で広域連合議会の議員定数は!

関西広域連合 議員定数「29」に拡大案 「神戸新聞2012/02/02」

「関西広域連合(連合長・井戸敏三兵庫県知事)が、神戸市など政令市加入に伴う広域連合議会の議員定数について、現行の20から29に拡大する案を軸に調整を進めていることが1日、分かった。参加する7府県のうち、滋賀県のみが「現行定数での議席配分見直し」を主張しており、今月11日の連合議会総務常任委員会で協議する。

 定数や議席配分は7府県と新たに加入する4政令市すべての議会承認が必要。調整が難航すれば、4月に予定される政令市の加入がずれ込むことになる。

 連合議会の議席配分は現在、大阪府5▽兵庫県4▽京都府3▽滋賀や和歌山など4県が各2。定数を29とする案では、新たに加入する政令市の大阪市を2、神戸、京都、堺各市を1ずつとする一方、政令市のない滋賀、和歌山、徳島、鳥取の4県をそれぞれ1増の3とする。

 政令市加入に伴う定数、議席の見直しをめぐっては、兵庫、大阪、京都の3府県が「政令市分の議席増」を求めたのに対し、当初、ほかの4県が「定数内の見直し」を訴え議論が紛糾。双方に配慮する形で広域連合議会事務局が定数29の案をまとめた。」


 都市部府県の発言力拡大に警戒感を持つ滋賀、和歌山など4県は「3府県の議席数は政令市の人口を含んだものであり、現行数の中から政令市分を割りふればいい」と反論している。

 当初から、政令市が加入する場合この議員定数の問題がおこることは予想できたのに、事前に協議を先送りしていたからこのような問題になったのだ。

 当然、滋賀県や、和歌山県などが注文をつけるのは当たり前である。

 今月11日の連合議会総務常任委員会の議論と滋賀県議会の動向がポイントである。