関西広域連合に荒井知事が連携団体で初出席 | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

関西広域連合に荒井知事が連携団体で初出席

 関西広域連合の委員会がきょう、大阪で行われ奈良県の荒井知事が連携団体の立場から初めて参加しました。

 関西広域連合は2府5県からなる行政の広域自治組織です。

 奈良県はその構成メンバーに入らず、連携団体という形で参加しています。

 きょうの会議は連携団体のトップでは荒井知事が初めて参加し、発言が注目されていました。

 このなかで荒井知事は国の権限を広域連合に移すことに奈良県は異論はないものの、奈良県にかかる権限まで広域連合に移すことは認められないと語りました。

 そして、大和川の管理など2つの府県にまたがる国の権限は奈良県と大阪府が対等な立場で広域連合を作るのであれば検討したいと語りました。

 このほか荒井知事は和歌山などで津波が発生した場合、奈良県は関西広域連合と連携して災害支援を行いたいと表明しました。

 これを受けて、関西広域連合では奈良県との連携を前提に災害時の行動計画をたてることが決まりました。

 なお、きょうの会議で荒井知事は関西広域連合には中身がないと語ったという一部の報道に対し、そのような事実はないと否定。

 新しい行政の課題に挑戦する広域連合の姿勢に、立場は違うものの感銘をうけたとエールを送りました。

奈良テレビより転電 2011/07/28 19:30