「平泉」世界文化遺産登録で「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

「平泉」世界文化遺産登録で「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は

 パリで開かれているユネスコ世界遺産委員会は、「平泉」(岩手県)を世界文化遺産として登録することを決めた。「平泉」は2008年の委員会では登録が見送られており、今回が2回目の挑戦だった。

 小笠原諸島とあわせておめでとうございます。

 しかし、ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)に「都市化が進んでいる中に遺産が点在しているとの指摘を受け、景観の重要性を認められなかった」と指摘された。

 また、広告看板や鉄塔も問題となった。

 この度、柳之御所(やなぎのごしょ)遺跡」を構成資産から外すことを条件に認められたのである。

 さて、我が奈良県の「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへの追加掲載が決まっているが、同じような問題があるのではないだろうか。

 そのためには、政治拠点と宗教施設がセットされ歴史年代を決め、構成史跡数や指定範囲を絞らなければならないだろう。