「ネット選挙革命」選挙プランナーの三浦博史さんの本 | 奈良県議会議員 井岡正徳 オフィシャルブログ「明るく、元気に毎日がんばってます。」Powered by Ameba

「ネット選挙革命」選挙プランナーの三浦博史さんの本

 私のおすすめの本です。「ネット選挙革命」選挙プランナーの三浦博史さんの本の一部を紹介します。

 ネット解禁になっても、一夜にして従来の選挙のやり方が変わるわけではないが、わが国の選挙はこれまで、候補者から有権者に対してあまりにも一方通行だった。

 わが国の場合、そうした選挙になると元気になる一部の選挙好きの人たちを除けば、多くの人は、選挙がお祭りどころか、選車があちこち回ってうるさいだけだと思っている。
 だから、一般の有権者は選挙に関心を持たず、同様に政治家に対しても当選してしまうと関心がなくなる。
 言い換えれば、わが国では一部の選挙プロ的な人たちが、選挙プロの感覚で選挙をしているので、一般の有権者は、やりたい人だけで勝手に選挙運動をすればいいだろうという感覚に陥っていたのだ。

 しかも、選挙運動についても、政党や政治家サイドの選挙チームによる十年一日のごときやり方が続いてきた。それで当選しようが落選しようが、選挙運動を見直そうとはしなかったのである。たとえ普通のサラリーマンや主婦が選挙運動を手伝ったとしても、チームリーダー(=選対責任者)が同じだから、運動のやり方はほとんど変わらなかった。
 
 選対責任者に素人やこれまでのしがらみを持だない人が就かない限り、旧態依然的スタイルはそう簡単には変わらない。しかし、それが今度のネット解禁で大きく変革される。従来の選挙プロの人たちには、ネット対応ができない人が多いからだ。ネット解禁は、選挙が大きく変わるチャンスでもあるのだ。

 結局、これまでの選挙運動というのは候補者や政党の自己満足度100%の活動に過ぎなかったといえる。

 しかし、これまでの選挙でも工夫次第ではさまざまな選挙運動ができたのも事実である。

私がまずここでいいたいのは、従来の選挙は、多くの人が関わってきたのに、工夫が足りなかったのではないか、そのために選挙に有権者の参画やお祭りの要素を導入できなかったのではないか、さらに、ネット選挙が始まったとしてもそれだけでは参画やお祭りの要素を満たせないから、やはりもっと工夫が必要なのではないか、ということだ。

 ただし、ネット選挙なら、インターネットが持っている双方向性のお陰で、工夫の余地が格段に広がる可能性があるのは確かだ。



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