6/2「第40回菖蒲祭り俳句大会」に行って来ました。
2句投句(1句は花菖蒲を詠み、もう1句は公園の嘱目詠)。
コロナ禍により、昨年3年ぶりに再開され、今年が第40回目。佐世保からも十数名参加しました。
投句者52人、全投句数104句。互選(参加者一人5句選、選者は13句選内特選3句、特選は2点計算)。
選者は松本裕子、奥村京子、村田可能、吉岡乱水、小谷一夫、籏先四十三、三好勝利、牛飼瑞栄、朝長美智子の各氏。
◎入賞は以下の通り。
★水の声風の音聴く花菖蒲 島原 三好立夏
【市議会議長賞】
★泥水を吸ひて白増す白菖蒲 佐世保 永田桃花 ⭕
【教育委員会賞】
★城古りて人は菖蒲の色に酔ふ 大村 赤城正信
【入選】15句
★楠若葉ややの福耳日に透けり 大村 永野栄子
★長堀を風が風連れ城菖蒲 大村 池田佳子
★ふるさとの風はむらさき肥後菖蒲 諫早 安原さえこ
★緑蔭の刃物屋鈍き光満つ 長崎 西 史紀
★憂き世よりのがれて城の花菖蒲 佐世保 牛飼瑞栄
★日の斑揺れ菖蒲浄土となる水ナ面 長崎 籏先四十三
★菅笠や花に埋もれて菖蒲守り 大村 湯川京子
★みな主役堀一面の花菖蒲 大村 福田洋子
★花守の心咲かせる花菖蒲 長崎 吉田睦子
★晩年をいかに生きむや白菖蒲 大村 田中伊都子
★杖のすず母の瞳に花菖蒲 大村 大島早苗
★紫の「光る君」あり花菖蒲 大村 村井繁雄
★白菖蒲水漬ければ光あふ 大村 徳久芳拙
★新緑や入江を渡る風の詩 佐世保 田中正人
★花菖蒲風の旦ればなほゆかし 長崎 西川紀代子
◎私の選句は、上の⭕印の句と、
★21 竜の髭厄割石に土器投ぐる
★55 菖蒲苑帰りはみんなやさしき目
★57 山梔子の花や錆びつつ香を残し
◎私、
★白菖蒲を引き立ててゐる濃紫(2点)
★菖蒲園巡る人生猿まはし(3点)
以下、速報でした。