5/16プレバト(俳句)。題「ドラマの雨降りシーン」。

“ドラマでよく見るシーン”を詠むシリーズ第2弾。ドラマや映画で活躍中の人気俳優が集結し「雨降りのシーン」の題に挑む。

高島礼子、津田寛治、笠松将、結城モエ、斎藤司(トレンディエンジェル 右側)

※高島礼子、津田寛治、結城モエは、前回「才能 アリ1位」、笠松将は俳句初挑戦、斎藤司は前回「才能ナシ最下位」。


※査定ランキングは、才能アリと才能ナシ真っ二つ。


(句集完成まであと27句)永世名人・横尾渉(Kis- My-Ft2) 

(番組の〆に相応しい句か否か)特別永世名人・梅沢富美男


(以下、放送順)


◎才能なし3位、高島礼子、37点

★おもい足夕立晴に笑顔かな

    (夕立で)「おも(重)い足」だったが、夕立が晴れて(上がって)笑顔ですよ、と。


夏井先生《要らない言葉がある。夕立が上がったら笑顔になるのは自然。またそれに「かな」まで付けてダメ押しまでしている。》

    ↓(夏井先生の添削)

▼重い足おもい心へ夕立晴

    よけい、よく分からない句になってしまいました🤨。


◎才能あり2位、結城モエ、70点

★春雨や祖父の先ゆくかえる寺

    「かえる寺」というのは、福岡県の如意輪寺で、かえるの置物やオブジェが約一万体も飾られているそうです。「無事かえる、元気がかえる、お金がかえる」など交通安全や長寿、金運などにご利益があると言われているパワースポット。

もちろん、添削はなしです。

◎才能なし最下位、笠松将、10点!

★靡けずも龍成る日を見る鯉のぼれ

    内容から「鯉幟」を詠んだつもりのようですが、「鯉のぼれ」では季語になりませんね。とりあえず先ず「靡けずも龍成る日を見る鯉幟」でしょうね。


    ↓(夏井先生の添削)

▼龍と成る日もあり雨の鯉幟

◎才能なし4位、斎藤司、20点

★夏雨(かう)のシーンふと子らの着替え手が伸びる

    夏、雨の時の撮影。雨に濡れた子供(子役)の為に用意してある着替えに思わず手が伸びた、という句のようです。 「夏雨(かう)」は強引すぎ。「着替え手」か。


    ↓(夏井先生の添削)

▼夏雨(なつあめ)のシーン子役の着替え手に

◎才能あり1位、津田寛治、72点

★雨の森独り空蝉見る少女

◎(句集完成まであと27句)横尾渉

★断崖は驟雨三分ノーカット

 「驟雨」が季語(夏)。急に降り出し、しばらくすると止んでしまう雨。盛夏のにわか雨、夕立とほぼ同じ。

    ↓

《掲載決定》《撮影の緊張感が伝わる。まさに今撮らなくては!と》


◎(番組の〆に相応しい句か否か)特別永世名人・梅沢富美男

★本水(ほんみず)の髪ざんばらに夏芝居

    「本水」は、歌舞伎などの演出本物の水を使うこと。


    ↓(夏井先生の査定)

《ガッカリ》《題材は良かったが、一音を粗末にしている。「に」は、「〜になった」という、起こった結果を言う言葉》

   ↓ (夏井先生の添削)

▼本水の髪ざんばらや夏芝居


◎次回の題「新茶」