2/22プレバト。題「カラオケ」

(査定ランキング)小林幸子、HISASHI(GLAY)、関口メンディー(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、田中あいみ、RG(レイザーラモン)。

 ※才能ありなし、凡人云々はその都度発表。

(昇格試験)特待生4級・武田鉄矢

(番組〆の俳句)特別永世名人・梅沢富美男


(以下、放送順)


◎2位、関口メンディー、70点、才能あり

★デンモクがふたりを隔てる春休み

 中8だったので以下のように添削されました。

▲デンモクが隔てるふたり春休み

◎4位、小林幸子、62点、凡人

★春の夜のカラオケ締めは「雪椿」

 「春の夜(よ)」を季語として、「雪椿」は曲名なので「」にしてある。


 夏井先生《もったいない。季語「春の夜(よ)」に対して美しい「雪椿」があるので、季語「春の夜」がよわくなってしまった。ここはいっそ、「雪椿」を季語にした方が良いかも。そうするには「」を取るだけでよい》として次のように添削。

▼雪椿咲きカラオケの締めはさて

◎5位(最下位)、田中あいみ、60点、凡人

★カラコロンマイクとお酒沁みる春

 「カラコロン」は、ドアを開けたときのベルの音、ウィスキーの氷が溶ける音、とかのつもりのようです。

 添削は↓でした

▼ドアベルとマイクとお酒沁みる春

(残るのは、才能あり1位と3位。そして1位はHISASHIだと発表)


◎3位、レイザーラモン・RG、70点、才能あり

★朧月負けたらあかんで東京に

 はは~っ、天童よしみさんの物真似を得意としているRG、「負けたらあかんで東京に」は天童よしみさんの歌の題名。こりゃ~いくらなんでも。でも夏井先生は《ひとまず字面のみで解釈し評価をつけた》と。それで70点、才能あり、と。


 しかし、出演者の話を聞いててやはり曲名そのものだということが判明し、夏井先生《作詞者に失礼!こういうことを許してては詩歌という文芸を賤しめることだ!弟子ではないけど破門です!マイナス67点します!》と。そうするとRGさんは3点、最下位に。


◎才能あり1位、GLAY・HISASHI、72点

★親友のしゃがれたエール忘れ雪

 句だけからはカラオケかどうかとはわかりませんが、句としてはいい句ですね。またカラオケで「忘れ雪」という歌を親友が唄ってくれた、とも解釈できます。


 夏井先生《「しゃがれた」が良い。「忘れ雪」に心情が込もっている》として添削もなし。


◎(昇格試験)特待生4級・武田鉄矢

★「なごり雪」君を見ないで歌い出し

 なるほど、これはよくわかります。自分の思いに似た歌詞のある歌を唄い、好きな人の反応をみたいのだ。


 夏井先生の査定は、《1ランク昇格》《果敢なチャレンジ》

 そして、《中七下五が良い。このフレーズによって詩歌の力となった。そして「」を外せば「なごり雪」が季語となる》として次のように添削↓

▲なごり雪君を見ないで歌い出す


 夏井先生《最後のところ、断定の「す」にした方が良い。こうすれば2ランク昇格だった》


◎(番組〆の俳句)特別永世名人・梅沢富美男

★らうらうと僧侶の美声花まつり

 夏井先生《お見事!発想の飛ばし過ぎだが、「美声」があるので許容範囲》


 梅沢さん、今年6回目にして初めてのシュレッダーなし。


◎次回の題は「回転寿司」