2/19長崎新聞「郷土文芸」欄グループ作品より。

2/8句会からの作品。

★大灘へ差し交はしたる若緑 髙永久子

★さへずりの森の懐観音寺 鴛渕和明

★着ぶくれていつしかひとり路線バス 福田信賢

★神苑の梅の紅白競ひをり 牛飼瑞栄

★おほかたは父が鬼役福は内 川岡末好


前回(1/11)分は飛びました。その時の長崎新聞文化部への葉書です↓。

★山頂の神鈴清し龍の玉 髙永久子 

★煮凝や一日(ひとひ)主役の誕生日 奥村ちか

★北風の棚田見守る安満岳 鴛渕和明

★大老の深雪まみれの横死かな 福田信賢 

★樹海へと誘ふやうに木菟鳴けり 牛飼瑞栄

★涸川のつつみ隠さず腹晒す 川岡末好