1/18プレバト。題は「毛布の猫」。
◎出演者
若村麻由美、新木優子、風間トオル、呂布カルマ(ラッパー)、(サルゴリラ)児玉智洋。
※才能ありが3名。今回は豊作。
(句集完成まであと20句)千原ジュニア。
(番組締めの俳句)梅沢富美男。
(以下、放送順)
◎才能あり、3位、児玉智洋、70点
★老猫のいびきは父似日向ぼこ
◎凡人、4位、風間トオル、60点
★冬日向窓辺に毛布猫の夢
※ああ、意味はわかりますが、季重なりと三段切れですね。
↓(添削)
▲日向なる窓辺に毛布猫の夢
◎才能あり、2位、新木優子、71点
★冬晴のパリの街並み猫二匹
(2、3、4位が決まり、あと1位と最下位。そして1位は呂布カルマ、最下位は若村麻由美と発表される)。
◎凡人(才能なしではない)、最下位、若村麻由美、45点
★母を待つ今日も感謝の冬薔薇
※猫も毛布もどこ行った?、デスネ(笑)。で意味は?作者によると、病院通いのお母さんを、家の庭で、冬薔薇がいつも優しく待ってくれている、という句のようです。
↓(添削)
▲通院の母待つ庭の冬薔薇
※「通院の母待つ庭や冬薔薇」でも良い。(夏井先生)
◎才能あり、1位、呂布カルマ、72点
★どこまでが猫でどこから毛布かな
※あ、上手い!ですね。これは確かになるほど、なるほどです。
↓(敢えて添削すれば、という前置きで)
▲どこまでが猫でどこからが毛布
◎(句集完成まであと20句)千原ジュニア
★吾(あ)に見えぬもの見えておる炬燵猫
※なるほど、何かを見ているような猫のしぐさを「吾に見えぬもの見えておる」と表現。
→査定は、掲載決定!「季語と真っ向勝負の一物仕立ての句。語順がいい。いかにも猫らしい視線。」(夏井先生)
◎(番組締めの俳句)梅沢富美男
★可惜夜(あたらよ)の猫の温みの布団かな
※「可惜夜」=明けてしまうのが惜しいほどの素晴らしい夜。
※雰囲気はよくわかりますね。
→夏井先生の査定は、「ガッカリ」「格好付けたかった、のでは?」「猫、温み、布団、めちゃベタ。」
↓(添削)
▲可惜夜の布団に猫の寝息かな
◎次回の題「美容院」