2月9日NHK短歌。選者は佐佐木頼綱さん。題「動物」。ゲストはアンタッチャブルの柴田英嗣さん。レギュラー:星野真里、カン・ハンナ。

※アンタッチャブルの柴田英嗣さんは、芸能界一、動物に詳しいと言われているそうです。


◎冒頭の佐佐木頼綱さんの短歌

▪️宇宙色せし蜻蛉の目うつくしく我らは夏の一瞬を分け 佐佐木頼綱


もう一首、動物の短歌。

▪️母山羊と仔山羊がながく呼びかはす合歓の葉すでに眠るゆふべを 石川不二子


◎穴埋め短歌

(題の短歌)

(各人の結句)

右から、カン・ハンナ、柴田英嗣、星野真里さん。

(元歌は↓)

俳句では秋になってもまだ残っている蚊をよく詠まれますが、この歌は「五月」。


◎本日の入選歌

↑この歌は、佐佐木頼綱さんの特選ニ席でした。
結構生々しくリアリティのある歌ですね。(すえよし)

↑佐佐木頼綱さんの特選一席の歌。
象と雪との取り合わせになんか哀しみを覚えます。(すえよし)
↑佐佐木頼綱さんの特選三席

◎佐佐木頼綱の「かかってきなさい短歌」。テーマは↓

(↓佐佐木頼綱さん)
「僕の心に野良猫が住む」がなんか良さそうだけど、逆にここが現実感から離れ心理描写に留まってしまった感じ。
(↓ゲストさんたちの作)

はは、「アンタッチャブル」が掛け過ぎ。取り合わせとしてもあまり面白くない、笑。

ま、短歌としては頼綱さんに軍配、というところでしょうが、番組では「自己申告」ということで頼綱さん自身が「自分の歌にも穴がありそうなのでゲストト組に勝ちを上げます。」ということになりました。

◎2020年度の新しい選者。
◎現在募集中の題「石」