将来のことを考えている若い世代の人たちは多いと思います。
若いということは、まだ人生の大半の時間は学校生活で、自分で自由にライフスタイルを決めるという経験は乏しいです。
自分に何ができるのか、何が得意なのか、向き不向きなど、なかなか分かりません。
そうなると、経験が豊富だろうと思われる、年長者に相談します。
それは非常に良いことだと思いますが、特に自分のやりたい事や生き方に関しては、他人の言うことは参考程度に留めて、自分自身が思っていることを優先した方が良いと思います。
これは私の体験談になりますが、自分の考えと他人の意見が異なった場合、結果的に自分の考えに従った時は満足し、他人の意見に従った時は後悔しています。
この精度はほぼ100%と言って良いでしょう。
誤解して頂きたくないのは、アドバイスをしてくださった方の意見が間違っていたという事ではありません。
実際に決断して行動したのは自分自身です。
人間、自分以上に自分のことを考えている人はいないのです。
人間誰しも自分の考えを優先させたことと、他人の意見に従ったことの両方があると思います。
そしてその行く末を知っているのが年長者、まだ知り得ないのが若い世代の人です。
私も若い人から相談を受けることもありますが、その人自身のことについては、本人の何百分の一くらいしか分かっていないはずです。
自分が本当にそれが良いと心の底から思っていることがあるとすれば、その感覚は恐らく正しいはずです。
どれだけ周りの経験豊富な年長者の方が異を唱えたとしてもです。
実際にある程度の年齢になれば分かりますが、若い時に何でも知っているように見えた年長者の方も、実際は思っている程ではありません。
これは大したことないという話ではなく、若い時は実態以上に年長者が何でも知っていると思ってしまう傾向があるからです。
その辺りを知っておくだけでも、自分自身の感覚に自信を持てるようになると思います。
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