先日幸福を追求しなければならない時代というテーマの投稿をしました。

 

そこで書ききれなかった話がありまして、先日「決められた出社日にきちんと仕事に行くのが難しい」という相談をアルバイトをしている知り合いから受けました。

アルバイトをする曜日と時間は決まっていて、ちゃんと毎回行くつもりはあり、一応半分以上は出社しているそうなのですが、半分弱くらい休んでしまうとの事でした。

 

その理由としては、なかなか心身の体調が整わず、朝起きて万全の状態にならない日が多いということでした。

本人は体調が整わない事を問題視しており、どうにかしてそれを改善させようと悩んでいました。

 

これに関しては、皆さん思う所があるのではと思います。

特に毎日仕事に行く方からは、厳しい言葉が飛んできそうですが、ここで問題なのは体調が整わないことではないのです。

毎朝通勤電車に乗っている方は大勢いますが、皆さん万全の体調ではありません。

むしろ万全でない人の方が多いでしょう。

 

出社するかしないかと、体調が万全かどうかは、別の話なのです。

もちろんあまりにも体調が良くない場合は休むべきですが、万全でない日はザラにあります。

その都度休んでなんかはいられません。

 

私も相談者の方に、同じような話をかなり気を遣いながら話しましたが、これは冒頭のテーマの話と重なりますが、余裕がある人ならではの悩みだと思いました。

毎日しっかり仕事をしないと生活していけないという多くのビジネスマンは、毎朝出社しようかどうかは悩まないでしょう。

それなりに体調が悪い場合は別ですが、多少眠かろうが頭痛があろうが、悩まずに会社に行く人が殆どだと思います。

 

ただやらなくても良いと思っていることに関しては、少し体調が悪かったり気分が乗らない時は、やらない可能性が結構あります。

やらなくても良い事を、どんな時でも頑張るのは大変です。

 

そう考えると、やらなきゃいけない立場の人の方が、意識せずとも頑張るスイッチが入るのだと考えられます。

仕事に対してそのスイッチが自然に入らないのは贅沢病とも思えますが、それはそれで結構しんどい気がしました。

 

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