現代の日本社会は、幸福を追求しなければならない時代だという話を聞いて、妙に納得してしまいました。

 

昔ほど上からガツガツ言われることも少なくなり、生活の自由度も増してきた現代社会は、大人になったらしっかり仕事をしなければいけない、上司から厳しい指導を受けながら長時間頑張るしか道がないような時代から比べると、随分恵まれているようにも思えます。

正社員の給料がなかなか上がらないという問題もありますが、誰もがスマホを持ち、お金をかけなくても楽しめるコンテンツは昔より遥かに増えており、インターネット、スマホ、SNSにより、生活の幅は遥かに広がりました。

 

昔から見ると夢のような生活ができるようになった一方で、昔より幸せになったかと言われると、そのような実感はないと思います。

生きていく上で何不自由ない暮らしができるからこそ、幸福を追求してしまう訳で、生きるのに必死な人は、そんな事を考える余裕はありません。

ただ必死に生きている人の方が、小さいことに幸せを感じたり、普通に生活できることに有難みを感じています。

 

自分がやる仕事を選べる立場の人が自分のやりたい仕事を選ぶよりも、なかなか仕事にありつけない人が、何か仕事を与えられた時に得る喜びの方が大きかったりします。

制限があるというのは、人が幸せを感じる上で、大きな要素なのかなと思いました。

 

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