ふとした時に良いアイデアが浮かぶ、という経験は誰しもがあるのではないでしょうか。
散歩中であったり、入浴中であったり、旅行中であったり。
逆に机に向かって考えていたり、会議で皆で集まってアイデアを出し合うという時には、良いアイデアが出て来なかったりします。
これは仕事をしていれば、あるあるの話です。
そうなると、会社なんか行かずにリラックスして遊んでいた方が仕事ができるんじゃないか、なんて冗談半分で言い出す人がいます。
大体の場合は冗談で話が終わってしまいますが、この現象に一歩踏み込んだ討論があり、なかなか面白かったです。
それは机に向かったり、会議で必死に考えているから、その後リラックスした時に良いアイデアが浮かんでくるという話でした。
つまり、会社なんか行かずにリラックスして遊んでいたら、やっぱりダメということです。
あくまで推察ですが。
緊張と弛緩、両方あって初めて良いエネルギーが出るというのは間違いないでしょう。
常にアンテナを張って考えを巡らせているからこそ、何かのタイミングでバチッとハマるような瞬間が訪れるのだと思います。
同じものを見ていても、アンテナを張っている時とそうでない時では、捉え方が全く変わります。
例えば洗濯機が故障したタイミングで、新聞の折り込みに家電のチラシが入っていれば、今の洗濯機の値段をチェックするでしょう。
これが洗濯機が故障していなければ、同じチラシの洗濯機の欄を目にしても、10分後に洗濯機の値段は覚えていないはずです。
アンテナを張っておくと、何かあった時にすぐに反応できるようになります。
ずっと一生懸命考えている必要はなく、一生懸命考えるタイミングを作っておくことが重要なのだと思っています。
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