日本人は他人と比較しがちで、それはあまり良くないとされています。

他人は他人、自分は自分、他人がどうこうではなく、自分の中での前進に集中した方良いというのは多くの場合その通りだと思います。


実際にトップに登りつめるような人は、ライバルの動向よりも自分がより上手くなりたいという思いが強かったと言います。

他人よりも自分が上になったのは、あくまで結果的にそうなったという感覚なのだそうです。


他人、特にライバルに当たる人の事は気になりますし、どうしても目につきます。

しかし自分自身のことに集中した方がシンプルで精神的にも良さそうです。

他人はどうあれ、自分自身が過去よりも進歩すれば、満足して良いのではないでしょうか。

市民マラソンなんかは、殆どのランナーがそういう感覚だと思われます。


一方で仕事や自分の生きる道を探す時は、他人との比較も意識した方が良いと思っています。

市民マラソンのように趣味や日常生活においては、自分の中での前進を喜んだ方が健全ですが、本業となると話は別です。


ビジネスで上手くいっている人の多くは、自分が勝てる土俵で戦っています。

勝てる土俵を選んだり、勝てる土俵を作っています。

得意分野を見つける力を持っています。


得意分野に身を置くというのは、簡単そうで実は簡単ではないんです。

何故なら、自分が得意な事は自分の中では当たり前で、それが他人より優れていると気がつかないからです。

他人ができて自分はできない、そこから頑張って自分もできるようになった、という事も尊いですが、自分が簡単にできて他人が苦労している事に目を向けて深掘りするのが早いと思います。


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