先日王貞治さんに並ぶシーズン55号ホームランを放った、ヤクルトの村上選手のバッティングを、元プロ野球選手の里崎さんが解説していました。
里崎さんが身体を使って何故打てるのかをテレビで解説した所、「何で里崎は現役時代にそれをやらなかったんだ」という視聴者のコメントがあったそうです。
それを里崎さんが面白おかしくご自身のYou Tubeで話していましたが、その中で「分かるとできるは違う」という話をしていました。
村上選手のここが凄いと分かっても、その通りできる訳ではありません。
ちなみに里崎さんは話も面白く、野球の話題が中心になりますが仕事に置き換えられることも多く、特に経営や営業をやっている人には参考になると思います。
この分かるとできるの差は、ちょうど私も社内で話していたので、自分の中で非常にタイムリーでした。
会社で話していたのは、分かるとできるの距離感を見誤りがちという話です。
例え簡単な仕事でも、口頭で説明されただけ実践するのは簡単ではありません。
これが難しい仕事になると尚更です。
当社の仕事では営業が主になりますが、相手がある仕事は一気に難易度が上がります。
先輩からやり方を教えてもらっても、先輩と同じようにできるようになるには、かなり時間がかかります。
営業において大事なことをきちんと分かっていてもです。
一見簡単そうに見える仕事は実際にやると簡単ではない、簡単そうに見えない仕事は実際にやるととても難しい、難しそうに見える仕事は実際にはまずできない、というような言い回しがあります。
正確な言い回しは忘れてしまいましたが。
頭で分かると実行できるの間にある距離は、大抵実際よりも短く見積もります。
これは人間の性質上避けられないと思うので、そういうものだという認識は持っておいた方が良いと思います。
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