昨日の記事の続きのような話になります。

知人や紹介のお客様は、やりやすい反面、こちらが気を付けないと通常にはない罠が潜んでいます。

なので、こちらが川の手不動産に問い合わせ、来店される一般のお客様と同じ感覚で対応してしまうと、迷惑をかけてしまうことがあるのです。

しかもこちらには言いにくいので、要注意です。

 

今回ふとしたきっかけで、あれやこれやと考察したのですが、物件紹介で普段とは別のエリアをやる場合、同じ不動産屋で賃貸をメインでやっていても、管理会社や仲介会社の性質や慣習が結構違うのです。

もちろん法律やルールはきちんとあり、共通認識できるスタンダードもある訳ですが、気づきにくい感覚の違いはあります。

恐らく普段から色々なエリアを対応する方は、様々な可能性を考慮することを普段からやっていて身体に染みついているのでしょうが、私の場合は9割方地元の案件なので、知らず知らずのうちにローカルの感覚があるのだと思います。

 

共同仲介する不動産屋さんと齟齬があると、場合によってはお客様にも影響が及びます。

見えない慣習に対する共通認識は強みになる場合もありますが、落とし穴にもなりかねません。

 

また知人や紹介のお客様に対しては、通常はお客様自身で対応する部分も手伝ってあげてしまう場合がありました。

これは一般のお客様と区別している訳ではなく、プライベートでも付き合いがあるので、普段の会話で話題になる為、改めていう程ではないけど、というレベルの相談が起こる訳です。

お客様が本来は共同仲介しているもう1社に直接問い合わせるべき案件でも、やはり2社のうち1社が知り合いだと、一度知り合いの会社に話をするという方も多いと思います。

私もそうします。ひと声かけないと、無視しているような気がしてしまいます。

そこで、大抵の場合ちょっとした相談事なので、代わりにやってあげようとする訳ですが、ここにも罠が潜んでいます。

 

代わりにやってあげても一見スムーズに進められそうな気がする、むしろやってあげた方がスムーズに進む気がするのですが、ここでも何かしらの見えない罠があって、やってあげたが為にスムーズに進められず、迷惑をかけてしまうことがあります。

これまで代行者が入ることで、スムーズにいかないケースがあったので、こういう場合はここに連絡するという細かい振り分けができたのだと思います。

やはり歴史は繰り返すので、定められた通りにやる方がスムーズにいきやすいです。

良かれと思って出しゃばって、結果迷惑をかけてしまっては元も子もありません。

 

幸い迷惑という程大きなトラブルが起こったことはないのですが、細かい行き違いは生まれてしまったので、改めて切り分けて考える必要性を感じました。

 

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