世の中には偉人の名言集のようなものがありますが、それを読んでも自分は変われないということはよくあります。

共感はしても、なかなか行動には移せないのが人間の性です。

 

良い言葉というと、名言のような言葉をイメージしがちですが、本当の良い言葉は他人を動かす言葉だと聞きました。

皆さんも人生において、背中を押してもらった言葉、きっかけをもらった言葉があると思います。

その言葉が自分を動かし、人生の方向性が決まったということもあるかもしれません。

 

言葉というのは相手があって、初めて生きてくるものです。

自分と相手の関係性、相手の状況やタイミングによって、効果は全く変わってきます。

同じ言葉でも、それを実行している人かそうでない人かによって、響き方は全然変わってきます。

イチロー選手が野球少年に言う言葉は、実は普段、監督、コーチが言っている言葉と同じだったりするそうです。

例えば「道具を大切にする」「グローブ、スパイクは毎日磨く」といったことです。

同じ言葉でも、効果は全然違うそうです。

それは毎日自分でグローブ、スパイクを磨いているイチロー選手が言うからです。

例えプロ野球選手に言われても、道具を大切にしていない印象がある選手であれば、同じようには響かないはずです。

体験を伝えるというのは、何よりも説得力があります。

 

人を動かすというのは、非常に難しいことではありますが、相手に言っても伝わらなければ意味がない、相手が動かなければ意味がない、と考え、どうすれば相手を動かせるか、という思考が重要だなと自分なりに解釈しました。

 

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