ノルマと聞くと皆さんはどのような印象を持ちますか?
営業の仕事をイメージする人が多いのではないでしょうか。
毎月200万円売上を作らなければいけない、とかそういうイメージを持つと思います。
それに伴って、大変、あまり意識したくないという感情も同時に出てくるのではないでしょうか。
営業マンのノルマは、会社としての必要な売上、利益が細分化されて個々人に下りてきているイメージです。
会社としていくら売上が必要だから、○○部でいくら、○○課でいくら、担当者の○○さんでいくら、という感じです。
ノルマを考えると当然大変なのですが、コンスタントに一定以上の売上を上げないと、会社は継続できません。
毎月毎月一定のコストがかかるので。
なのでノルマの数字はどうしても付いて回ります。
私はサラリーマン時代にガチガチのノルマを課せられた事は少なかったのですが、今振り返ってみるとそのような経験は必要だったなと感じます。
もちろん目標未達で色々言われることは何度もありましたが、何とかして数字を作っていく創意工夫が足りなかったように思います。
ノルマや目標を意識して仕事をすることで得られるスキルの1つが、時間管理です。
学校のテストを思い浮かべると分かりやすいのですが、テストには制限時間があり、その時間内で一定以上の点数を取る必要があります。
満点を取れれば一番良いですが、なかなかそうはいかないので、どの問題に時間を割くかといった戦略が必要になります。
ノルマがない仕事の場合、制限時間のないテストをやっている感覚になってしまう場合があります。
また自分のパフォーマンスが何点なのか、必要なラインを超えているのか、ということも分かりづらいです。
ノルマがなくてもできる人はできるという一面はありますが、会社に対する貢献度の分かりやすい指標があった方が、多くの人にとっては自分の立ち位置が見えやすい気がします。
レベルアップを目指すなら、まずは自分の立ち位置がはっきりする場に身を置いた方が良いのかなと感じます。
厳しいですけど。
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