『ドラフト』のリリース日が決まった。
2023/10/4(水)。
約4年ぶりの新曲。
また誕生日が増える。
この曲は
あの日選ばれなかった僕らが
ハズレをアタリに上書きするための曲
この曲が生まれた経緯・込めた想いを、セルフライナーノーツとしてつづってみたいと思う。
数回にわけてたっぷり語りたい。
今日は【制作のきっかけ】と【テーマ「選ばれなかった人」】
【制作のきっかけ】
「ドラフト(draft)」は「下書き」という意味。
この言葉を聞くと一番に「ドラフト会議」=「新入団選手を選ぶ場」が頭に浮かぶ人も多いと思う。
率直に言って、この曲を作り始めたきっかけもそれだ。
そこで選ばれなかった人や歓迎されなかった選手の顔が忘れられなくて作った。
そして、自分自身の生き様も重ね合わせて書き上げた。
【テーマ「選ばれなかった人」】
受験、就活、恋愛、対人関係…誰しも選考を受ける立場になったことはあるはず。
そしてどうしようもなく打ちひしがれたことも。
私自身も選ばれない人間だった。
授業でペアを作って…とか、奇数人で行動して…とか、
そういうシチュエーションで、よく一人余る人間。
何気ない出来事だけれど、ずっと心に残っているよ。
同性・異性・先輩・後輩問わず、「私を選んでくれ!」「名前を呼んでくれ!」と何度祈ったか。
そして何度、想い破れたか。
いつだってスポットライトが当たるのは選ばれた人だ。
じゃあその裏側で、選ばれなかった人はどんな顔をしている?
人生においても、
野球のドラフトでも、
これは「ハズレ」だった人が「アタリ」になるための曲。
選ばれなかった人がそれを反動に最適解を出すための曲。
ここはあくまでもスタート。
何度でも上書きできる。
心が燃えるなら。
そういう曲。