本日、足立花畑キャンパス長が講師に送ったLINEです。

 

9/3木

お疲れ様です!小西です。

今日はフロント前の階段「だけ」雨が降るという超レア現象に遭遇しました。

【子供の幸福度調査】

本日ユニセフより「子どもの幸福度調査」2020年版の結果が出ました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200903/amp/k10012597841000.html

本当はユニセフのHPリンクを張りたいのですが、各方面から注目を集めているようで、現在ユニセフのHPは繋がったり繋がらなかったりの「サーバー落ち」状態になっています。

結果は、総合点が38ヵ国中20位と中ほどなのですが、問題がその内訳で、日本は「身体的健康」が1位で世界トップなのに対し、「精神的幸福度」では38ヵ国中37位と、世界最低レベルでした。

「身体的に世界一健康な子供達は、精神的には世界最低レベルで不健康だった」

という事実が露呈されました。
この結果の種を蒔いたのはまぎれもなく我々大人なので、目を背けてはいけない事実だと思います。

【幸福度一位はオランダ】

ちなみに一位は近年「イエナプラン教育」で話題になったオランダです。

イエナプラン教育については、以前米倉さんが詳しく書いてくれてるので、気になる方はご覧になってみて下さい。
Pebyの考え方とも重なる部分が多く、小西も問いかけなど実際のレッスンに応用出来ないか試行錯誤中です。

 

 


オランダは特徴的な教育でも注目されてますが、子どもの幸福度に影響している一つの要素として、「公立・私立共に学費がほぼ無料」というのはかなり大きいなと思っています。
自分の子どもが公立に通っているのか私立に通っているのか知らない親もいるほど、学校間のコスト差が少ないらしいです。

教育費について気にする必要が無いので、親は「その学校がどんな教育を行っているのか」を判断軸に学校を決めることが出来ます。

また、子供の学費を稼ぐために働く必要が無いので、親子の時間も長くなりお金の使い道も変わってきますね。
距離的な制約を除けばほぼ自由に学校を決められる分、どの学校が自分の子に合ってるかしっかり選ぶ必要があるので、親の教育へのリテラシーも自然と上がりそうです。

【沢山お金をかけた子が勝つ、に終わりを】

Pebyは民間のスクールなので、無料という訳にはいかないのですが、少ないコスト(お金と時間)でその子に合っていること、好きになれることを探求出来る場所になれることを願い、設計しています。

今後Pebyが大きくなっていき社会への影響力が大きくなっていけば、日本の過度な習い事事情に風穴を開けられると思っていて、

教育を受けるために沢山働く ⇒ 時間が無くなる ⇒ 親子のコミュニケーションが無くなる

みたいな負のスパイラルにメスを入れ、日本の子供たちの幸福度に貢献出来るようなスクールに皆さんと目指せたら嬉しいです。

本日は以上です!
週末もよろしくお願いします!