習い事を選ぶ上で「ブーム」に流されて間違った選択をしてしまうことが本当に多く見受けられます。

約10年前には「英語のシャワー」というキーワードが流行り、ネイティブの講師じゃなければ、日本語を喋れる講師はだめだ!となりました。

これは英語漬けにすれば、英語しか喋れない環境になれば英語が話せるようになるのでないかという、いわゆる留学を幻想した理論です。

しかし、現実的には週に一回の1時間程度の超ウルトラショート留学ですから話せるようにはなりません。むしろ結果として、英語が嫌いになってしまうという現象が起きました。

約6年前にダンスが必須科目になるということで、習い事ランキングにダンスが急上昇しました。

しかし、学校教育ではダンス未経験の体育の先生が授業をしなければいけないので、一番簡単なヒップホップを取り入れ、ダンスを必須にした本質を理解せずに実施しているため、通信簿の評価基準はダンスが上手くても、もともと運動神経の良い子と一括りで評定がされています。

そして2020年、、、
英語とプログラミング、道徳が必須科目になるということで、世間を賑わせています。
この流れを見逃さないようにと、英語とプログラミングの習い事ランキングが急上昇しています!

あれ?今までの反省は??
道徳はどこ行った?

2020の教育改革が今までと一味違うのは、今後「受験科目になる」ということですよね。

今回の大学受験の英語問題が露呈したように今後の学校教育における、英語とプログラミングの受験や指導方法の問題はどんどん出てくると思います。

だからといって駄目!でなく、この変化は必ず良い方向にいっています!

教育は仕切り直しができないのに目まぐるしく変化しているのでついていくのが大変です。

そんな今だからこそ、大人は正しい情報を得て、きちんとした目的を持ち、子供を正しい道に導く必要があります。

話を戻すと、
英語を習わせるのが違う、ダンスは習わせても意味がない!ではなく、正しい情報と目的を持って習い事をさせるべきです。

なんとなく周りがやってるから、なんとなく将来役にたちそうだからではなく、本質に目を向けて選択してほしいと思います!!

道徳の話は?と思った方、、、
私としては今後の教育において、更には中学~大学受験で一番大切な要素が詰まった指導要項になっていますのでまたブログで見解を述べたいと思います!